著者 デイビッド・J・ディオニシ
1963年米国マサチューセッツ州生まれ。元米国陸軍情報将校。
このような経歴の人物がほんとうにいるのか、検証の方法も知らないし、平和教育委員会が翻訳したとあるが、個人名が見えない翻訳は本当に正確かどうかもあやしい。著者は長崎に原爆を投下した理由は反キリスト主義の秘密結社「死の血盟団」
David.J.Dionisi
Brotherhood of Death or Snake
の仕業としているが、こんな話はだれも信じないだろう。著者がタイム2014今年の人に選ばれたというからには、実在する人物なのだろうが…1985年に情報将校として秘密を知り、10年かけて調べあげた結論とのことだ。昨年7月に発行されたが、だれも浦上天主堂に落とされたことを話題にしていない。そのはずである。日本人はそれを常識として知っている。
戦争の賢人バーナード・バルークが第二次大戦参戦から冷戦まで米国政府を操っていたことは、10年かけて調べなくても疑いのない歴史だ。もし「死の血盟団」があるとしたなら6020年の今年、大きな変化を創りだそうとしているから、このようなテキストを「死の血盟団」は垂れ流すことを許したのだろう。と推量するだけです。
特に被爆国向けに日本語にしたということは死の血盟団の許可の意味があろう。そしてその下僕オバマ大統領が広島に立ち寄るというイベントは、何らかの支配段階に入ることのメッセージであろう。
彼らの暦で区切りのいい1996年は、6000年、この年、世界で何が起きただろう。1996年はイギリスのチャールズ皇太子、ダイアナ皇太子妃夫妻が離婚し、スティーブ・ジョブズがアップルに復帰した年だ。その後英国王室はどうなったか、アップルはどうなったか。ヨシフ・スターリンとアドルフ・ヒトラーとレオン・トロツキーがご近所であった事以外に新しい情報のないこの本に価値があるとしたら、この時期に出版されたということです。
今の長崎県、当時の長崎村と茂木村は一度(天正八年)、大村純忠によってイエズス会に永久寄進された土地であった。天正7(1579)年に、東洋地域全域を所管する巡察師アレッサンドロ・ヴァリニャーノ来日が、この背景にある。今は見る影もないが後者は植民地要塞に変貌した。天正十五年には秀吉に没収されているが、イエズス会側は一度神の土地になったものを、そうは理解していないだろう。そこに原爆を落とすという行為は、ディオニシが指摘するように日本のバチカンと言われているような常識は漂ってないにしても、彼等にとっては重い意味を持っている。
『デイビッド・J・ディオニシ David.J.Dionisi
1963年、米国マサチューセッツ州生まれ。元米国陸軍情報将校。電子機器戦争、電子機器使用軍事通信システム、世界全体の諜報機関収集情報の取扱いなどを担当、高度な軍事技術の専門分野を指揮し統率する。除隊後は金融保険業界に転じて華々しい成功を収め、プルデンシャル社役員、メットライフ社副会長などを歴任する。2003年に西アフリカのリベリア難民の救援事業にかかわったことから人類の将来を危惧し、世界の平和安寧のために献身すべき使命を感じて実業界から身を引くことを決意。2004年にNGO法人・平和教育協会(Teach Peace Foundation)を創設して会長を務める。同協会は、教育活動と慈善事業を通して、世の人々に人類社会の危機的諸問題を平和的に解決することへの理解を促し広めるために諸々の事業を展開、また、アフリカ諸国、インドネシアなどで難民・孤児などの救援事業を推進している。こうした献身的な功績により、2009年に「マーティン・ルーサー・キング記念国際平和指導者賞」、2010年に「聖パドヴァのアントニオPTA賞」、2013年に「身体障害者希望賞」、2014年に「聖アッシジのフランシスコ賞」を受賞。また、2014年のリベリアでのエボラ出血熱蔓延に際し、いち早く現地にかけつけて救援活動に尽力したことにより、「エボラ・ファイターズ」の一人として米誌『タイム』の「2014年・今年の人 (Person of the Year 2014)」に選ばれた。1985年に情報将校として在韓米軍に勤務中に、日本への原爆投下の真相とその背後関係を知り始め、以後10年余りかけて主として米国と日本で原爆にまつわる諸々の秘密の調査・研究を続けた。』
1963年米国マサチューセッツ州生まれ。元米国陸軍情報将校。
このような経歴の人物がほんとうにいるのか、検証の方法も知らないし、平和教育委員会が翻訳したとあるが、個人名が見えない翻訳は本当に正確かどうかもあやしい。著者は長崎に原爆を投下した理由は反キリスト主義の秘密結社「死の血盟団」
David.J.Dionisi
Brotherhood of Death or Snake
の仕業としているが、こんな話はだれも信じないだろう。著者がタイム2014今年の人に選ばれたというからには、実在する人物なのだろうが…1985年に情報将校として秘密を知り、10年かけて調べあげた結論とのことだ。昨年7月に発行されたが、だれも浦上天主堂に落とされたことを話題にしていない。そのはずである。日本人はそれを常識として知っている。
戦争の賢人バーナード・バルークが第二次大戦参戦から冷戦まで米国政府を操っていたことは、10年かけて調べなくても疑いのない歴史だ。もし「死の血盟団」があるとしたなら6020年の今年、大きな変化を創りだそうとしているから、このようなテキストを「死の血盟団」は垂れ流すことを許したのだろう。と推量するだけです。
特に被爆国向けに日本語にしたということは死の血盟団の許可の意味があろう。そしてその下僕オバマ大統領が広島に立ち寄るというイベントは、何らかの支配段階に入ることのメッセージであろう。
彼らの暦で区切りのいい1996年は、6000年、この年、世界で何が起きただろう。1996年はイギリスのチャールズ皇太子、ダイアナ皇太子妃夫妻が離婚し、スティーブ・ジョブズがアップルに復帰した年だ。その後英国王室はどうなったか、アップルはどうなったか。ヨシフ・スターリンとアドルフ・ヒトラーとレオン・トロツキーがご近所であった事以外に新しい情報のないこの本に価値があるとしたら、この時期に出版されたということです。
今の長崎県、当時の長崎村と茂木村は一度(天正八年)、大村純忠によってイエズス会に永久寄進された土地であった。天正7(1579)年に、東洋地域全域を所管する巡察師アレッサンドロ・ヴァリニャーノ来日が、この背景にある。今は見る影もないが後者は植民地要塞に変貌した。天正十五年には秀吉に没収されているが、イエズス会側は一度神の土地になったものを、そうは理解していないだろう。そこに原爆を落とすという行為は、ディオニシが指摘するように日本のバチカンと言われているような常識は漂ってないにしても、彼等にとっては重い意味を持っている。
『デイビッド・J・ディオニシ David.J.Dionisi
1963年、米国マサチューセッツ州生まれ。元米国陸軍情報将校。電子機器戦争、電子機器使用軍事通信システム、世界全体の諜報機関収集情報の取扱いなどを担当、高度な軍事技術の専門分野を指揮し統率する。除隊後は金融保険業界に転じて華々しい成功を収め、プルデンシャル社役員、メットライフ社副会長などを歴任する。2003年に西アフリカのリベリア難民の救援事業にかかわったことから人類の将来を危惧し、世界の平和安寧のために献身すべき使命を感じて実業界から身を引くことを決意。2004年にNGO法人・平和教育協会(Teach Peace Foundation)を創設して会長を務める。同協会は、教育活動と慈善事業を通して、世の人々に人類社会の危機的諸問題を平和的に解決することへの理解を促し広めるために諸々の事業を展開、また、アフリカ諸国、インドネシアなどで難民・孤児などの救援事業を推進している。こうした献身的な功績により、2009年に「マーティン・ルーサー・キング記念国際平和指導者賞」、2010年に「聖パドヴァのアントニオPTA賞」、2013年に「身体障害者希望賞」、2014年に「聖アッシジのフランシスコ賞」を受賞。また、2014年のリベリアでのエボラ出血熱蔓延に際し、いち早く現地にかけつけて救援活動に尽力したことにより、「エボラ・ファイターズ」の一人として米誌『タイム』の「2014年・今年の人 (Person of the Year 2014)」に選ばれた。1985年に情報将校として在韓米軍に勤務中に、日本への原爆投下の真相とその背後関係を知り始め、以後10年余りかけて主として米国と日本で原爆にまつわる諸々の秘密の調査・研究を続けた。』