公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

内部留保期間が長すぎると金の使い方を忘れてしまう

2017-03-16 09:37:57 | 経済指標(製造業)
内部留保期間が長すぎると企業人間は金の使い方を忘れてしまう。会社の体力のためと内部留保を溜め込みすぎると、何のために企業活動しているのかわからなくなってしまうだろう。それを示すのが次の統計


2009年の終わりくらいからずっと増加している。リーマンショックに驚いて、金融機関に対する期待がゼロになったために、自力で資金需要供給をする方向に企業が舵を切った結果こうなっている。その副作用が消費の低迷であろう。じんわりと生活がケチ臭くなってゆく。
30兆円程度の研究開発費で何が生み出せるというのか?日本企業は100兆毎年使うべきだ。イノベーションは高みを目指さなくてはならない。誰もが反対する高い目標を大企業経営者は持つべきだろう。これほど金融が緩和されながらなにもしないのは能力がなくなったからだ。

しかし大本は企業活動の前向き加減が失われているから、交通費も交際費も使わないのがスタンダードに近くなっている。無駄な金使いの中に対しても売上を求めるような、世間が尊敬しないモノやサービスの提供者も経済の一員であることを為政者は忘れてはいけない。消費税はちゃんと入ってくるのだろう(?)から。

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