佳子内親王殿下ガチエグ可愛い pic.twitter.com/BWqTcBxWZD
— チン太郎 (@yarichintaroo) October 29, 2024
【記者】
長女の眞子さんと小室圭さんの結婚は、皇室の儀式が行われず、一時金が支給されない極めて異例な形となりました。
殿下は感想で、「皇室としては類例を見ない結婚となりました」、「皇室への影響も少なからずありました」とつづられました。「皇室への影響」とはどのようなことを指し、今回の結婚が今後の皇室にどのような影響があると思われますか。皇族としての「公」と一個人としての「私」など皇室そのもののあるべき姿が議論されましたが、殿下はどのようにお考えでしょうか。複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断された眞子さんの体調に影響を与えたと考えられる週刊誌報道やインターネット上の書き込みについて、どのように受け止めておられますか。
【秋篠宮さま】
それでは最初に、私たちが10月26日に出しました感想に記した皇室への影響ということからお話をしたいと思います。
いろいろあったと思いますけれども、私が感じるのは、主に二つです。その一つは、今回の長女の結婚が公になって以降、様々な媒体で、私たちの家、秋篠宮家以外の皇室にも影響が出たということを感じたからです。例えばそのことによって、天皇皇后両陛下がどういうふうに感じているとか、細かいことは私も記憶しておりませんけれどもありましたし、それからもっとはっきりしているのは、この娘の結婚に対して、上皇后陛下がいろいろ言われたとか、こういう考えを持っているというのが週刊誌に出たりもしました。このことは宮内庁のホームページでも二度か三度にわたってそういうことはなかった、実際に私もそういうことを聞いたことは一度もないわけですが、なかったということを説明しているのですけれども、それでもその後も続いたということがあり、やはり負担になったことには間違いないと考えています。
それが、一つです。
もう一つは、結婚に当たって普通であれば行われている三つの行事ですね。納采の儀と告期の儀と入第の儀、この三つの行事を行わなかったことで、これは私の判断で行わなかったわけですけれども、これは元々は、皇室親族令にあるものです。今はもうそれはありませんので、絶対にしなければいけないというものではないわけですけれども、慣習的に行われているものであり、私は本来であればそれは行うのが適当であると考えています。
しかし、それを行わなかったそのことによって皇室の行事、そういう儀式というものが非常に軽いものだという印象を与えたということが考えられます。本来であれば、その三つを行うのが繰り返しますけれども良かったと思っております。
それが、あそこに書いた影響ということであり、その後に迷惑をかけた方々に対して申し訳なく思っているというのもそこにつながります。
その次は何でしたか。
【記者】
公と私。
【秋篠宮さま】
公と私ですね。
公と私、そして皇室の。
【記者】
はい、あるべき姿。
【秋篠宮さま】
あるべき姿。
【記者】
はい。
【秋篠宮さま】
皇室のあるべき姿、これは上皇陛下が言われていた国民と苦楽を共にし、そして国民の幸せを願いつつ務めを果たしていく、これが基本にあると私は思います。そして、それとともにやはりこう時代というのは変わっていきますので、その変化にも即した皇室であることが大切ではないかと思っております。
そのうえで、公と私を考えますと、これは私は公は常に私に優先されるべきものだと思います。もちろん、例外は存在すると考えますけれども、公は私に優先されるべきものでありましょう。一方、それでは今の一連の御質問にあった、娘の結婚のことと、この公と私のことを合わせて考えてみますと、これはどうなんでしょう、公と私というものにうまく当てはまるものなのか、どうかという気もいたします。彼女は結婚するまでの間、皇族でいる間、公的なものと私的なものとの場合には、常に公的なものを優先してきていると私は思います。
これは海外の訪問も含めてですね。論調の中の一部に娘が公よりも私を優先させたというのがありましたけれども、仮に、もし結婚するという、これは私的なことだとは思いますけれども、これを優先させたとしても結婚することを公にしてから既に4年経っているわけですね。もし、それを優先させた、優先させているということになれば、10年経っても20年経っても結婚はできないということになるかと思います。そのようなことから直接的に公と私という二つの概念に当てはまるのかというのは少し疑問に思いました。
もう一つありましたよね。
【記者】
PTSD。
【秋篠宮さま】
はい。
週刊誌報道やインターネット上の書き込みについて
アメリカで新生活を送る眞子さんへの思いは
ご家族について
佳子さまと悠仁さまについて
皇室が果たしうる役割について
この1年を振り返り特に印象に残った出来事は
これまで殿下が示してこられた方針について
どんな気持ちで眞子さんを送り出されたのか
眞子さんや小室さんの皇室行事への参加などについて
[Reporter].
The marriage of the eldest daughter, Mako, to Kei Komuro took a highly unusual form, with no imperial ceremony taking place and no lump-sum payment being made.
In his impressions, His Imperial Highness wrote: "This was an unprecedented marriage for the Imperial Family," and "There was no small amount of impact on the Imperial Family.
What do you mean by "impact on the Imperial Family", and what impact do you think this marriage will have on the Imperial Family in the future?
What do you think about the ideal form of the Imperial Family itself, including the "public" role of the Imperial Family and the "private" role of the individual?
How do you feel about the reports in the weekly magazines and posts on the Internet that are thought to have affected the physical condition of Princess Mako, who has been diagnosed with complex post-traumatic stress disorder (PTSD)?
Prince Akishino.
First of all, I would like to talk about the impact on the Imperial Family that we wrote about in our comments on October 26.
I think there are many things that have happened, but I feel that there are two main things.
One of them is that since the marriage of our eldest daughter became public, I have felt, through various media, that there has been an impact on the Imperial Family other than our family, the Akishino family.
For example, I don't remember the details of how Their Majesties the Emperor and Empress felt about it, but there were some things. It also appeared in a weekly magazine.
On the website of the Imperial Household Agency, we have explained on two or three occasions that there was no such thing, and in fact I have never heard of such a thing, but there was no such thing. I think it was a burden.
That's one thing.
The other is the three events that normally take place at the time of marriage.
These three events, the Rite of Acceptance, the Rite of Confession and the Rite of Initiation, were not held because of my own decision, but they were originally part of the Imperial Family Ordinance.
This was originally in the Imperial Family Order, which is no longer in force, so it is not absolutely necessary, but it is customary, and I believe that it would have been appropriate to hold it.
However, the fact that they were not performed may have given the impression that the events and ceremonies of the Imperial Household are very light.
It would have been better, I repeat, if the three events had been held.
That's the effect of what I wrote there, and that's also why I feel sorry for the people who were inconvenienced afterwards.
Reporter
In relation to what you have just said, I understand that you decided not to hold the three ceremonies because you felt that you would not be able to gain the approval of everyone. However, I would like to ask you what you think about the participation of Mako and Komuro, who are now married, in Imperial Family events in the future.
How do you see your relationship with them in the future?
Prince Akishino.
It is not for me to say anything about his participation in the Imperial Family events.
This is solely the Emperor's idea.
And there is one more thing, isn't there?
Is that all right?
[Reporter
That's fine.
Also, in the first question, I have the impression that you didn't talk about the influence of your marriage in the future, but if you have any thoughts on that, please let me know.
Prince Akishino.
There was a question earlier about the media, and I think that it is difficult to say what the future impact will be, as far as I can tell at the moment.
Of course, this is only within the scope of what I can tell you here and now.