『野坂昭如の残した言葉で心に残るのは、『現代は第二次焼け跡ヤミ市時代』という1969年に連載しのちに「卑怯者の思想」とまとめたエッセイ本昭和44年12月に書いた名言だ。感性が鋭いと思う。
新宿東口あたりの欲望と便利の闇市 演劇の闇市 セックスの闇市 ゲバルトの闇市 表向き整然とした国家秩序がありながら、昭和44年にも 平成30年にも 敗残者と食えない世代と一発狙い屋とリッチが混在する。
今は闇市の替わりに欲望と便利のスマホ セックスのスマホ 演劇のスマホ ゲバルトのスマホ。見える世界の方は綺麗になったが相変わらず闇市は多様化してこの世の要素となっている。焼け跡ヤミ市時代は形を変えて永遠に続くのかもしれない。』
フラー社調査
アプリユーザーを「Z世代(2000年代生まれ)・ミレニアル世代(1980年~90年代生まれ)・X世代(1960年~1970年代生まれ)」の3世代に区分。1日におけるアプリの利用時間・SNSアプリの利用時間・動画アプリの利用時間の3つの指標について取りまとめ、世代間の差異を浮き彫りにしました。
そのうち、各世代の1日におけるアプリ利用時間を見ると、ミレニアル世代が5時間45分と最も長くスマホアプリを利用していることが分かりました。
SNSと動画アプリの利用時間の長さについては、いずれも各世代間で大きな差異はありませんでした。可処分時間の受け皿となるスマホアプリにおいて、SNSと動画アプリの重要性が世代を問わず高いことが推察されます。
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電車に乗っていると誰もがスマホ📱を睨みゾンビ列車にみえる。便利が創造性向上につながるわけではなく、単にリッチな遊びを見ながら人生を浪費しているか、ゲームで時間を浪費する毎日毎日。
GAFAMが空爆した後には、この世には色がない。「マルコウ以外の商品は明るい太陽の下に出ることはできず、その売買はヤミになった。」時代と同じで、GAFAMはマルコウであり、店舗は丸焼け廃墟と化し、購買の全ては数字と配送📦に変わった。ここもまた焼け跡ヤミ市時代なのかもしれない。ゾンビ化した人々が本当に欲しい真実と真実の予告はGAFAMの光の届かない、IPアドレスが符られていない想像の庭にある。
ドブネズミみたいに美しい生き方だけが色と未来を持っている。