公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

2020-02-23 17:57:00 | 日記
筑波山は渋滞するので梅園公園にした。

私は常に複数の本を同時に読む。
なぜならば、私にとって読書とは課題に沿ったリサーチだから。昨年の読書の目標は中江有理を読了することだったが、やはり訳あってページを読み進むことが出来なかった。

文学とは誰もが持っているトポス、その人とその人の及ぶ範囲の場所的関係の捨て場、抜け殻である。自己分裂の化石である。文学読書とは化石発掘であり、貝殻拾いである。時に重いトポスの重なりの再構成であり、時に仮初めの居場所の発見である。科学者が大いに苦しんで仮説を捨てるように文学者は捨てるのは生の執着全般である。生きながら死んだ自分を排泄するのが文学者の仕事である。






















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