公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

脅かすわけではないが、仮に米国債がチャラになっても

2023-04-10 11:45:00 | 経済指標(物流と金融)

私は、少なくとも1兆2000億ドルは米国債で日本政府が持っていると推定した。仮に米国債が破綻(取引不能となると)すると、資産の側の158兆4000億円がゼロになる。その時、ほぼ15兆円の資産超過になるから、日本政府は倒産しない(徴税権は確保されている)。米ドル現金はあまり持っていないという前提ですが。もちろん世界経済は大混乱となる。しかしその時初めて財務省はB / Sによる財務経営の合理性を認めるだろう。


追補2024/06/23

2024年6月12日終了週の米国のマネー・マーケット・ファンド(MMF)の資産残高は約6兆1200億ドルで、4月に記録した過去最高を上回っています。ガバメントMMFとプライムMMFのどちらも増加しており、ガバメントMMFは米財務省短期証券(TB)や政府機関債などの証券に投資する資産が189億ドル増え、プライムMMFはコマーシャルペーパー(CP)などの相対的にリスクが高めの資産に投資する資産が56億ドル増えています。


米銀の融資が2週連続で急減した。信用状況の逼迫(ひっぱく)が続いており、高い借り入れコストのため既に圧迫されている米経済に一段の重しとなり得ることが示唆された。

  米連邦準備制度理事会(FRB)が7日公表したデータによれば、商業銀行の貸し出しは3月29日終了週に450億ドル(約5兆9500億円)余り減少した。前週は596億ドル減少していた(改定値)。

  商業銀行の預金が同じ週に647億ドル減少したことも分かった。減少はこれで10週連続。

MMF大国米国だから金利が上がれば当然こうなる。日本は2017年までに各運用会社がMMFを償還することを決定し市場が消滅している。

米マネー・マーケット・ファンド資産また過去最高-流入ペースは鈍化

Benjamin Purvis、Liz McCormick
2023年4月7日 6:57 JST
MMF資産残高5兆2500億ドル、約491億ドル増-5日までの週
銀行システムの状態を巡る懸念が世界的なリスク回避志向につながる
米マネー・マーケット・ファンド(MMF)の資産残高が直近1週間に再び過去最高を更新した。ただ資金流入ペースは最近の猛烈なペースから鈍化している。

  MMFが最近、急速に資金を集めているのは、預金者が米銀から資金を引き揚げていることが主因だ。当初はそうした資金の多くが魅力的な利率に引き寄せられたものだったが、一部の中小銀行の経営安定性を巡る懸念もあり、ここ1カ月は資金流入ペースが加速している。




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