公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

亜鉛が値崩れするとき消費行動が非耐久消費財から遷移する不況の兆候である

2018-07-18 20:20:30 | 経済指標(製造業)
追補2023/12/24 40万円台に戻った


ちょっと前まで需給逼迫1トン43万円も、と言っていた亜鉛が余剰になってきている。これは中国の景気減速を反映している。
TPPきてる
[ロンドン 18日 ロイター] - フォックス英国際貿易相は18日、欧州連合(EU)離脱後に米国抜きの環太平洋連携協定に参加することに関して、意見公募を始めると明らかにした。

昨日
《三井金属は17日、亜鉛の国内取引の目安となる建値を1万2千円引き下げ1トン32万8千円とした。三菱マテリアルも同日、鉛の建値を1万5千円引き下げ同30万7千円とした。いずれも国際価格の下落を反映した。》

メッキなどで嵩張る製品はほとんど輸出しないので亜鉛需要は内需の指標である。自動車も生産が減少し始めているのだろう。つまり消費の裾野が家や車から健康にシフトし始めている。

去年の10月

2017/10/6 2:30 朝刊 [有料会員限定]
亜鉛の価格が国内外で上昇している。三井金属は5日、亜鉛の建値を2万1000円引き上げ、1トン43万円とした。07年8月(43万4000円)以来の水準となった。ロンドン金属取引所(LME)の先物価格の上昇を反映した。

大手のグレンコアがオーストラリアなどの鉱山で実施している減産や中国の環境規制強化を受けて地金の供給量が減っている。中国需要は堅調に推移しており、価格を押し上げている。

LMEの亜鉛3カ月先物は、日本時間5日夕方の時間外取引で3290ドル前後で推移している。6月に付けた年初来安値に比べ36%高く、10年2カ月ぶりの高値圏にある。

亜鉛は自動車向け鋼板や、建設資材の表面のめっき材料として使われ、用途は幅広い。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員は「建築や自動車など需要が回復基調にある国内市場に影響が出る可能性がある」と指摘する。』

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Soros’s vision of liberal d... | トップ | 脱使い捨てプラスチック抑制... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。