トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

春風亭昇太独演会

2015-02-20 10:33:13 | エンターテインメント
昨夜は、夫と島田市のプラザおおるりへ、春風亭昇太さんの落語を聞きに行きました。開演は18時半だったので、落語の前に夕飯をプラザおおるりから徒歩ですぐのところにある寿司幸という店ですませました。長男が静岡大学付属島田中学校へ通ったので、そのころはたまに行きましたが、久しぶりの島田の街でした。島田は帯祭りとか、島田髷とか、蓬莱橋とか、黒奴など美味しいお菓子もあるし、歴史を感じさせる良い街だと思います。独演会でしたが、春風亭昇吾という弟子が一人ついてきて、前座を務め、春風亭昇太さんは、落語を2つやりました。猿後家と二番煎じという落語でした。2つの落語の間に、鏡見正二郎という人の曲芸が入りました。見事な曲芸でした。昇太さんは、清水区(旧清水市)の出身ですので、静岡の方言にからめた面白い話をしてくれて、それから本題の落語に入りました。さすが真打だけあって、話芸が素晴らしく、大いに笑わせてもらいました。猿後家は、大店の未亡人の話で、顔が猿に良く似ていて、本人がそれをとても気にしていて、彼女の前では猿ということばが、禁句になっていることから生じる様々な騒動の話です。二番煎じは古典落語のようで、江戸で火の用心に回っていた商人たちが、番小屋で、寒さしのぎに内緒でしし鍋をつつきながら、飲んでいたお酒を、役人に見つかって苦し紛れに煎じ薬だとごまかしたことからくる滑稽な話でした。たくさん笑って幸せな夜でした。
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