トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

伏見稲荷大社&国宝展

2017-11-18 17:22:32 | 旅行
17日(金)に急遽日帰りで京都に行ってきました。お目宛ては京都国立博物館で開催中の国宝展でした。前回の国宝展は40年くらい前だったので、今回を逃すと私はもう観れないかもと思い、風邪を押して行ってきました。友人のYさんと博物館玄関前で午後2時半に待ち合わせでしたが、せっかく京都まで行ったので、午前中は1人で観光しました。外国人観光客の人気ナンバーワンに4年連続で入ったという伏見稲荷大社に行きました。京都駅からJR奈良線で稲荷で下車。駅の真ん前に伏見稲荷大社があります。駅舎も稲荷大社風のたたずまいです。大きな朱色の鳥居がすぐに目に入りました。外国人だけでなく日本人もいっぱいで、修学旅行生がたくさんいました。



桜門を通り、本殿にお詣りしました。

桜門


本殿です。


本殿脇に神々しい感じのきつねが鎮座してました。口にくわえているののは稲穂のようでした。



授与所で「達成の宝玉守」を買いました。「玉」を赤瑪瑙を用いてかたどったという高貴な感じのものを買いました。1000円でした。伏見稲荷大社は全国3万を超える稲荷神社の総本宮ということだけあって素晴らしく立派でした。更に上に登っていき、奥宮から山のほうへ続く千本鳥居へ向かいました。千本鳥居は全国の崇敬者から奉納されたものだそうで、名前が入ったものも見受けられました。伏見稲荷大社の縁起は和銅4年(711年)に稲荷大神を稲荷山に祀ったのが始まり。稲荷山山頂に向かって朱の鳥居が延々と続きました。せっかく来たからと山頂の一の峰まで登りました。だんだん人が少なくなっていきました。もうすぐ一ノ峰。



やっと着きました。脇で記念写真を1枚撮りましたが、神聖な場所なのでお社の写真は撮りませんでした。お社に末広大神と書かれた幕がかかっていました。登りは約1時間、下りは40分くらいかかったと思います。標高233mの予定外の登山でした。ブーツを履いていたので足が痛くなりましたが、登って良かったと思います。



その後、京都国立博物館に向かいました。京阪電車の七条駅で降りて、道沿いにあったこじんまりした店でお昼をすませて博物館に行きました。まだ1時半くらいだったので真向かいにある三十三間堂に参拝しました。風神、雷神像、千体の観音立像と中央の大きな中尊を初め、28体の仏像はどれも国宝で、国宝展をここで観たような感じになりました。



2時半からYさんと国宝展を観ました。Yさんの案内で効率よく観覧できました。中でも素晴らしいと思ったのは、円山応挙の雪松図屏風と尾形光琳の燕子花図屏風、平重盛、源頼朝、藤原光能の大きな肖像画、油滴天目茶碗など。見始めた時間が良かったらしく、どれも最前列でまじかに観ることができました。1階に展示されていた薬師如来坐像も良かったです。2時間半くらいかけてじっくりと観覧し、その後、京都駅までタクシーで。夕飯に美味しいスペイン料理、ワイン、ビールをいただきました。幸せな一日でした。

追伸= ランチで利用したこじんまりした店は「カフェひなみ」。京阪電車七条駅から京都国立博物館に向かう道筋の左手すぐの場所。京言葉の女将さんが一人で切り盛りしています。昼時だったので、A B2つのランチからBランチのサバの味噌煮の定食を選びましたが、家庭料理のような優しい味付けで美味しかったです。デザート付きで850円でした。お勧めです。
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