伊坂幸太郎さんの本を2冊続けて読みました。「アヒルと鴨のコインロッカー」と「死神の精度」。アヒルの方は長編、死神は短編集です。どちらも面白く一気読みできますが、個人的好みから言うと「死神の精度」の方が好きでした。後者は死神である私がこの人間は死なせてもいいかを一週間かけて調査し、報告する仕事をする間の人間との関わりを描いた物語なんですが、死んでも良い、即ち「可」という判断を下すと、その対象者は8日目に死ぬのです。死神の様子と彼と関わる人間たちの様子がちょっとコミカルでありながら、いい味を出してると思いました。人間ってこんな感じよねとか、死ぬ人ってこんな風に選別されてるのかしらとか、もちろんフィクションですし、荒唐無稽といえばそうなんですけど、おもしろかったです。先日、「重力ピエロ」を読んだので、伊坂幸太郎さんの本はこれで4冊読みましたが、どれも外れはありませんでしたが、短編集「死神の精度」はかなり好きな部類です。6つの短編には繋がりがあるのですが、それは読んでのお楽しみ。第57回日本推理作家協会協会賞短編部門受賞作です。
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自分も「死神の精度」読みましたよ。
面白いですよね。
ハッとするような千葉さんの鋭い指摘が良かったです。
そのうえ読み終えたあと爽やかな気持ちになりましたよ。
それに「アヒルと鴨のコインロッカー」も読みましたが展開の読めないところが良かったです。
そのうえ現在と二年前がリズムよく構成された作品だと思いましたよ。
伊坂さんの作品はほとんど読みました。
どれも素晴らしいと思いますよ。
死にたくないお気持ちわかりますよ。