森絵都さんの「永遠の出口」を読みました。永遠という言葉に弱かった幼い女の子岸本紀子の成長物語です。小学生、中学生、高校生と順を追って彼女の変遷が語られる。不器用で純粋な紀子。小学生の時の片思い。中学2年での不良生活。高校2年の時の恋に振り回された苦悩の日々。高校3年末になっても就職、進学のどちらにも属さず、天文部の顧問から星についての講義を受けて、太陽の寿命を知り愕然とする紀子。あっちへふらふらこっちへフラフラしながらも、紀子は成長して行くのである。エピローグで紀子の今現在の状況が語られるが、紀子の人生は予測不能で続いて行くのです。誰の人生だって予測不能ですが、若い人の人生は振り幅が広そうって思い、いいなぁと初老の私は思ったのでした。
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