トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

2013夏の思い出(3) 裏磐梯~会津若松市東山温泉

2013-08-27 18:37:56 | 旅行
8月21日は天気に恵まれました。今日は裏磐梯の有名な五色沼に行きました。五色沼は、いくつか沼があるようでしたが、時間の都合で、毘沙門沼だけを見ました。透明度のある水で、沼という感じではありませんでした。ここでは、ボートに乗りました。静かな湖面で、夫はボート漕ぎが上手なので楽勝でした。途中、オールを落としてしまった3人家族がいて、助けを求められたので、近づいていき、オールを拾ってあげました。





ボートに乗っていたとき、私の帽子にトンボがとまったそうですが、カメラを向けたら逃げてしまったそうです。
五色沼は土産物屋やレストランがあり、にぎわっていました。まだ紫陽花がきれいに咲いてました。私たちもここで軽く昼食を食べました。五色沼の土産物屋で夫は会津織の手提げを買いました。温泉バックにするつもりです。



毘沙門沼の周りは木道があって、一巡りすることができました。
その後、磐梯吾妻レークラインを通り、中津川渓谷に行きました。秋の紅葉が素晴らしいそうですが、緑の濃い夏も涼しくてよかったです。中津川渓谷レストハウスから階段をずんずん降りていくのですが、片道10分でした。でも足場がちょっと悪いので、サンダルじゃないほうがいいと思いました。私たちは靴を履いていたので大丈夫でしたが。



渓谷から戻って中津川渓谷レストハウスで、ちょっと休憩し、絵葉書セットを買ってから、今夜の宿の会津若松市の東山温泉の「新滝」という旅館に向かいました。新滝は、江戸時代は藩主松平家の別荘で、明治大正昭和と多くの文人がおとづれ、特に竹下夢二が三回も新滝に泊まったのだそうです。お風呂は3つありまして、そのどれも良かったです。特に渓流を下に見ながら、その音を聴きつつ入る露天風呂が素敵でした。料理もそれは美味しかったです。私たちの宿泊プランは「楽天トラベルアワード2012受賞記念、会津創作郷土料理と会津藩主も愛した源泉かけ流しを堪能」というプランで、その期待を裏切らない美味しさでした。大きな旅館にありがちなありきたりな料理じゃなく、末広酒造の日本酒と合う料理でした。こづゆという会津地方でおめでたい時に出されるという小さな椀物も気に入りました。新滝は多分、増築をしたせいで、ちょっと建物の構造がいまひとつでしたが、それ以外は良い宿だと思いました。私たちはここに二泊しました。
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2013夏の思い出(2)福島へ・・・猪苗代町~裏磐梯

2013-08-27 17:00:02 | 旅行
8月20日、楽しみにしていた福島への旅行に出発しました。長野県長和町の我が家から今夜の宿の猪苗代町の悠ゆ亭をめざしました。高速道路をいくつも乗り継いで行きました。上信越自動車道、北関東道路、東北自動車道、磐越自動車道だったかな?ナビがなければ行くのも大変ですけど、ほんとに便利ね。途中、上河内(栃木県宇都宮市)というところで昼食をとりました。今夜はご馳走なので、昼は軽く、私は蕎麦にしました。東北自動車道を走っていたとき、すごい大雨になりましたが、磐越自動車道路に入ったら、小雨になって、宿に着いたときには雨が上がりました。悠ゆ亭は一日限定5組だけのこじんまりした宿でしたが、料理はカウンターを隔ててご主人と対話しながらいただきました。どの料理も地元の食材を使った心のこもった料理でとても美味しかったです。会津馬刺しや、岩魚の塩焼き、岩魚の炊き込みご飯などをお薦めの七重郎という地元の生酒をいただきながら、食べました。食事の後、デザートに十割蕎麦が出されました。目の前で蕎麦を打ち、打ち立てゆでたての十割そば。しこしことかみごたえのある蕎麦で美味しかったです。水蕎麦もいただきました。私たちの他には一組、相馬からいらした親子だけでしたので、カウンターで食事をいただきながら、話すことができました。大震災のときのことを少し、話していただきました。本当に辛い経験をなさったと思いました。お母様と2人で旅行を毎年しているそうで親孝行な息子さんでした。



このカウンターで夕飯をいただきました。朝食はこれまた立派な赤松のテーブルで食べました。





また福島に来ることがあったら、立ち寄りたいと思います。
悠ゆ亭は、ご夫婦で切り盛りしています。




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2013夏の思い出(1)長和町~蓼科~八ヶ岳方面

2013-08-27 12:19:44 | 旅行
今年は8月13日から26日まで長野に滞在しました。
13日の11時過ぎに家を出て、途中に康耀堂美術館に寄り、長和町のやすらぎの湯に入り、そこで夕飯も済ませて、別荘には夜着きました。夫が13日は1日ゴルフだったので、ゆっくり行きました。康耀堂美術館では、企画展が2つ開催されていました。長野県出身の切り絵作家、柳沢京子さんの作品と収蔵品の中から人をテーマにした絵を集めた展示でした。柳沢さんは信州の美しい自然を切り絵で表し、心がほっこりする感じの作品群でした。私は中でも日本の愛唱歌の風景を描いた1連の切り絵が気に入りました。渋紙というちょっと分厚い紙を黒く染めたものを切って作品にしています。素晴らしいと思いました。17日から一泊で息子夫婦が来ることになっていたので、美術館で京都の小物を売っていたので、ハンカチ2枚とマグネットをお土産に買いました。自分には佐原和行さんの「窓辺」という作品の絵葉書を1枚買いました。
息子夫婦とは、18日に一緒に八ヶ岳方面に遊びました。まず、長門牧場へ。次に乙女の滝。八ヶ岳倶楽部。最後に平山郁夫シルクロード美術館へ行きました。1日に沢山盛り込みすぎでした。若い2人は大丈夫だったと思いますが、夫は疲れてしまったようです。夏休みなので、長門牧場も八ヶ岳倶楽部もかなりの人でした。牧場は広いので、混雑という感じにはならないけど、八ヶ岳倶楽部の混雑はビックリで、もっと人が少なくて落ち着く秋のほうが良いと思いました。それでも、八ヶ岳倶楽部のレストランの食事は美味しかったし、息子たちは、名物ともいうべきフルーツティーをとても気に入ってくれたようです。

長門牧場では、羊やヤギに触りました。ソフトクリームがとても美味しかったです。清里の清泉寮のソフトに負けない美味しさでした。牧場のミルクがたっぷりな濃厚な味でした。私は、チーズを2種類買いました。



乙女の滝は水量豊かで水しぶきが飛んできて涼しかったです。マイナスイオンがたっぷり。人に頼んで4人で写真を撮ってもらいました。

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今年も山籠もり

2013-08-12 06:18:38 | つぶやき
今年は、今までに経験したことのない大雨とか、1000年猛暑とか、新聞やテレビで異常気象を告げる言葉が並びますが、やがては、これが恒常化してしまうのでしょうか。昨日は、40度を越した地域がいくつかありました。掛川駅まで母を送った時、怖いほど暑かったです。昨日、浜松地方は39度を超えていたそうです。新幹線のホームで熱風を感じました。8月8日に母と焼津グランドホテルに一泊し、温泉と会席料理を楽しみ、自宅にも二泊してもらい、ちょっとだけ親孝行できました。昨日、無事、母を名古屋に見送りました。明日から長野へ行きます。今年の夏の旅行は福島県へ行きます。会津地方は暑いそうなので、気をつけて行ってきます。帰宅後、またレポしますね。熱中症に気をつけて、夏を乗り切りましょう。しばらく(^_^)/~

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星やどりの声

2013-08-05 23:44:13 | 
8月第2週に入り、もうすぐ私の夏休みです。(*^_^*)
今日は美術部の生徒全員と演劇部の生徒とで、演劇部が部室として使っていた部屋の大掃除をしました。演劇部の代々の衣装やら、本、CD類、カセットデッキ、ビデオカメラ、引き出し系の入れ物など、暑い中、大変だったけど、みんなが力を合わせて片づけたので、約2時間できれいになりました。まだ利用価値のあるものは、残して美術部がもらったり、本来あるべきところに返したり、色々分別しましたが、捨てるものは、文化祭のときに設置されたと同類のコンテナが今日から9日午前まで設置されるので、普段なかなか捨てられないものも捨てるチャンスだったので、きれいに一掃できてよかったと思います。みんな汗びっしょりになったので最後に、生徒と買い出しに行き、飲み物とお菓子で、お疲れ様をやって、今日の部活計画は午前だったので、帰りたい生徒は帰宅させました。一部、午後も残って作品を制作した生徒もいたようでした。私は、午後は、職員室で、2学期の教科の準備仕事をしました。明日も出勤です。あとちょっと頑張ろう。最近、家で読書が進みます。朝井リョウさんの小説を続けて読んでいます。昨日、「星やどりの声」を読了しました。父が癌で亡くなった後、亡父が設計し、残したレストラン「星やどり」を経営する母親と6人の子供たちの物語でした。亡くなった父、星則さんから始まり、3男の真歩くんまで、名前がしりとりになってるというのも、お父さんとお母さんのアイディアだったんでしょうけど、家族の結束というか、和(輪)の象徴で、「!」と思いました。父を亡くした日の記憶が強く残った末っ子の真歩くんを始め、子供たちみんなの心に今も生き続けているお父さんの存在がすごくて、店を切り盛りして頑張っているお母さんをいたわってるのは、長女の琴美と次女のるりだけだなぁって思いました。物悲しさもあるけど、みんなで力を合わる家族の話なので、読後感は、すっきりします。朝井さんの小説は、これで3冊読みましたが、この話も、家族一人一人の話が語られ、全体につながるオムニバス形式でした。今、読んでるのは、「もう一度生まれる」です。でも、今のところ、主人公がちゃらくて感情移入できない感じ。(-_-;)
コメント (2)
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