深度計予備回路

どこまで行けるか模型生活!
粘土でキャラドールの首をつくろう!
箱模型もつくろう!

可能の王国 Ⅱ

2011-06-26 10:52:49 | キャラドール
プテラスが終わったあと、手ごろなストックキットもないので、粘土実験してました。
こないだ、ためしに使ってみた、透ける粘土「すけるくん」実験の続き・・・・・・

「”すけるくん”とは!」
原材料はよくわからんが、自然乾燥で固まり、半透明になる「らしい」約1300円の粘土である。

まぁ、透けるのは、どーでもいいんです。
「硬化後も、弾力を保ち、薄い完成品も、破損しにくい」のが、ミソ

前回は、おさわり程度だったのですが、今回は、ごっそりと使ってみよう・・・・そんな感じの話

保存用のジップロックをあけてみると・・

開口一番「うわ、そこそこ硬化が始まってるじゃないのよ・・・」みたいな?
                       <そりゃそうだ、開封したの、年末だものw

ネタのほうは、ゾイドジェネシスから、なんかつくらんといけん(w)な、とおもってたので、
コトナじゃなく、ミィでもなく、「フェルミさん」
<ちなみに、ジェネシスZOIDでは、バンブリアンの微妙さが、抜群だとおもっているとか

とりあえず、マスプロじゃ、立体になってないんで、この素敵お色気お風呂キャラのドール首を作ってみよう
デザイン的にも、軟質素材じゃないと成立しないし、実験には、もってこいだ。

では、すけるくんを、大量に使ってみた実験結果

前回のように、「混ぜ物」をすると、強度や切削性は、向上しますが、腰が出すぎて、整形もへったくれもないんで、そのまんま。

すけるくん自体の、ハンドリングも、めっさと良いもんじゃないんで、タルク粉をつかって、泣き泣きどうにかする感じ。
<かなりしんどい・・・・

そして、「マス」に盛った後の乾燥とかが、なかなか・・・・・

ためしに、トースターで焼いてみたところ、表面から、揮発して、硬化を始めるんですが、中身は、生焼けっぽい。
おっとり待つ気もないんで、程ほどで切削を開始。

荒めの、木工ペーパーで、整形できない事はないけど、自由度 ★ くらい。<塩ビより良好!

硬化後の印象は、食品見本用の塩化ビニールに、似ていない事も無いくらい。
ただし、生硬化で、曲げると、細かい亀裂が、入って治らない感じ。

この辺の難しさはあるけど、まぁ・・・・・・65点くらい・・・かなあ・・・・・

シリコン型を使わず、無公害で、整形接着塗装が可能な、軟質素材を形にする手段は、かなり貴重なので、
可能性の一つとして、突き詰める価値はあるかもしれない。

ただし、アロンアルファで目止めしながら、異素材と自然に重合させる事は可能なので、このへんは、塩ビより優秀。

耐久性は焼整塩ビに遠く及ばないですが、あれは、いろいろ敷居が高いからねぇ・・・有害ガスとか

塗料のノリは、ほどほどですが、激しく曲げると、割れますな・・・やっぱり<ラッカー使用

やっぱね・・・これ使う時は、塩ビ焼く時みたいに、1面型があったほうが良い

型に薄く貼り付けて乾燥させれば、手早く柔軟な、整形品ができるかんじ。
まだまだ、研究開発は続くのですが、フェルミさんは、およそこんな感じ。




流石に、ディガルドの制服は縫えません!!!! 以上!!!!!!!!!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿