予備費10兆円?庶民たる私どもには想像できない数字ではあるが、それが予備費ですと?
一旦事あるときに即支出できるように、今回はコロナが念頭にあることはわかっている。
これについては、国会で論じてもらうことで、私はグッと庶民の、しかも子供のころのある思い出を語りたい。予備費という言葉から思い出した。
小学4年生の時のこと。何時であったかは女性の先生だったのでよく覚えている。
家計簿の勉強だったのか、お金の使い方の計画を書かされた。今で思えば予算の作り方だった。
私は、示された金額の中で、言葉は何と書いたのか定かでないが、今で考えられるのは予備費だった。
先生は、「だから、何に使うのかを全部の項目にあてはめて書きなさい」と言われる。私は「だから、もし、どの項目かわからないが、決めてた額でもどうしても足りなくなった時に使うため」と言った。
その問答の繰り返しだった。
今にして思えば、先生は是非、<それぞれの項目にあてはめろ。>私はといえば、<少しは融通できる金を残しておきたい>そう思って、数回は譲らなかった。
結局は、どう決着したか覚えはない。
この考えは今までも残っていて、少しでも辛抱して残しておかねばと慎重にささやかな我が家の経済を動かしてきたように思う。
それぞれの項目に割り振っておいて、少額でも少額なりに残そうとするのか、予備費としておいて、それを家計としては、残そうとするのか。主婦の考えは人それぞれであろう。
従って、あの時の先生の主張は絶対だったのかなぁ~
あの時は、先生としては「すべての項目だけにあてはめよ」それが指導すべきこととなっていたのでしょうよ、と考える。
今頃、どうしていらっしゃるかな~と思うが、消息は分からない。
コロナから発して国家予算の予備費、それを扱われた皆さんのブログから思い出した私の子供の頃の思い出でした。
ではまた、お会いしましょう