テコンドー・オムスクール ブログ

テコンドー・オムスクールの日記

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夏合宿に申し込まなくちゃ!!

2006-07-15 17:17:05 | お知らせ
さて、この夏も夏合宿があります。来月11日から13日。よく考えたらすでにあと一ヶ月きっています。そして、申し込み締め切りは7月21日。なんと、次の金曜日。既に一週間を切っています。
申し込みには参加費の振込みと申込書の提出が必要です。参加希望の方は至急手続きをお願いいたします。申込書と概要は公式HPにて。
http://www.omschool.jp/info/20060811.html

さて、夏合宿。「練習厳しいのですか?」といった質問を良く受けます。個人的にはそれほど厳しいとは思いません。長時間練習するので、いつも以上の集中力は必要かもしれませんね。そして終わった頃にはきっと大幅な技術の向上が!!

そんなわけで、今年三月の春合宿に初参加した奥村さんにレポートを書いてもらいました。行くか行かないか悩んでおられる方、これを読んで是非決めてください。「行く」と。

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『オムスクール合宿』
 今年の春、初めて合宿に参加しました。テコンドーの稽古を始めてから約半年が過ぎた頃でした。黄帯をもらってから、まだ間もない時で、トゥル・マッソギ双方のスキルアップを図ろうと期待に胸を膨らませ、合宿に臨んだことを憶えています。
 千葉県南東部にある合宿所(民宿)に着くや否や、練習開始。
 「よし!黄帯の課題トゥル、天地と壇君をマスターしてやるぞ~!」
 こんな無謀な意気込みの基、ハイテンションで体を動かし始めました。『井の中の蛙』とはまさにこの事。できない、できない!!天地も壇君も。…というか、そもそもニウンチャソギができない。
 「ニウンチャソギは、テコンドーを始めて最初にぶつかる壁なんですよ。」(S崎M帆ちゃん・S木W君談)
 …成程、確かに!
 黒帯の先生方が何度も丁寧に指導をしてくれます。
 Mちさん「どこか分からないとこはある?」
 本人O村「う~ん、とにかく練習します!」(←どこが分からないかが分かっていない状態)
 帯の色ごとに別れ、担当の先生にみっちり指導を受けます。普段の練習とは大きく異なり、細か~い部分までアドバイスしてくれます。
 こんな感じであっと言う間に三日間が過ぎました。
 「結局O村は何も得ずに合宿を終えてしまったのか。」
 …否!!
 理想のトゥルをこなすことがどれだけ難しいか、またこれに向けてどのように練習を重ねていけばよいか等を、素人なりに学ぶことができたと思います。
 このように、合宿の良いところは、先生方に普段の練習よりも徹底して指導をしてもらえること、その時点で自分に足りないものを知ることができることなのではないでしょうか。
 大会もそうですが、合宿に参加することの真の意義は、今までの自分の姿を客観視し、これからの練習内容を把握できるところにあるのでしょうね。

 話は変わりますが、ここからは人との関わり合いについて少し述べたいと思います。僕は合宿を通じ、多くの人と接することができたと自負しています。

 『N村N子さんのマンツーマン・トゥル指導』
 正規の練習が終わった夜のお話。夕飯を食べ終え、少年部はお風呂の時間。成年部の方々もテレビを見たり、布団に横たわったりしてくつろいでいます。し・か・し、僕の練習はまだ終わりません。夜の空き時間を利用し、茨城県大会に向けての自主練習が始まります。一日目の夜は、団体戦のメンバーが僕とN子さんしかいなかったので、必然的にマンツーマン。N子さんは彼女自身の練習時間を割き、僕の指導をしてくれました。真面目な方で、自分の練習をしたかったと思うのに、厳しく、恐ろしく(?)教えてくれました。本当に感謝しています。

 『K山K佑さん、RM哲さんとの親睦』
 普段あまり話す機会がなかったK山さんや、M哲さんと色々お話しました。90%がバカ話でしたが、自分のことをたくさん話せる頼りになる兄貴分になりました。M哲さんとは自由時間に二人で散歩。あ~んな事やこ~んな事をたくさんしちゃいました。あ~んな事やこ~んな事ができるのも、合宿の醍醐味??今やお二人とも信頼できる先輩です。

 『S石K彦先生との語らい』
 二日目の深夜、大半の人が寝静まった頃の出来事。S石先生が色々な話をしてくれました。S石先生の色帯時代のエピソードを聞かせてもらったり、お互いの恋話をしたり…。少し(実はかなり)寝不足になってしまいましたが、本当に楽しい時間でした。S石先生、お疲れの中、ありがとうございました!

 『可愛い少年部』
 なぜか成年部の僕が二晩同じ部屋で寝たこともあり、少年部の子供達との触れ合いも良い思い出です。羽目を外しすぎてしまったので、反省点でもあるのですが。生意気さはさておき、子供達の無邪気で素直な表情に、ついつい顔がほころんでしまいました。(詳しくは僕のブログにて)

 以上のように、私は合宿を通じ、テコンドーのみならず、人の大切さを学ぶことができたと思います。テコンドーのレベルアップの難しさ、我慢することの大切さ、自分がどれだけ周囲の人に支えられているか等、多くの事柄を学ぶことができました。
 最後になりましたが、今年の夏合宿に参加するかどうかを迷っている方へ。恐れながらも言わせていただきます。合宿には是非参加しましょう!はっきり言って辛いです。僕自身も練習中は何度も、
 「もう嫌だー!帰りたいーー!!」
 と、思いました。けれど、この辛さを乗り越えた後には、この上ない達成感が待っていると思います。
 僕はこの達成感を得る為に、また9月の昇級審査の為に、次の合宿にも参加します。

                             完