こんにちは。堺市西区上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。
昨日は、狭山市でおこなわれた「発達障害や二次的症状の理解と対応」というテーマの講演会を聞きにいってきました。
最近では、大人の発達障害ということばを聞いたことがある方も多いと思うのですが、私をふくめて、それがいったいどんなもので、どういった対処をしていけばいいのかを理解できていないのが一般的ではないでしょうか。
今回講演していただいた先生のお話はとてもわかりやすく、2時間があっという間でした。
具体的には、発達障害といってもいろいろあり、それぞれの特性がどういったもので、それを周りが理解していないと、どういった二次的症状が出てしまうかなど。また、さまざまな事例をあげ、どういった対処を周りはするべきか、どういった言葉をかけるのかなどまで細かく説明していただきました。
以前から私が感じていた疑問が、今回でさらに大きくなりました。それは、学校の中でもとくに義務教育である小中学校の先生がまず、こういった問題を理解しなければならないのではないかということです。もちろん、私の知り合いの先生の中にも積極的に勉強されてる先生もいますが、まだまだ間違った認識を持たれてる先生はかなりいるのではないでしょうか。そういった先生の言動によって、子どもたちが傷つき、望んでいない方向に進んでしまうことは少なくありません。
そして、学校の先生だけでなく、当然親も知っておかなければなりません。どうしてこの子は、何度言ってもわかってくれないのだろう、どうしてこんな行動をしてしまうのだろう。それは子どもの特性を理解来ていないからです。そして、間違った怒られ方をした子どもは、ますます言動が悪化していき、親はさらに子どもを理解できなくなるという、どちらもが幸せになれない悪循環となります。
ですが、学校の先生はともかくすべての保護者が発達障害のことを学ぶには、時間や経済的なこともあって難しいでしょうから、少なくとも子育てや、子どものことで悩んでおられる方が、気軽に相談できたり、今回の講演会のように教えてもらえる場をもっと増やしていく必要があります。
また、これから将来のことを考えると、やはり学校で発達障害のことについて学ぶ授業を取り入れるべきだと思います。大学で専門の人だけが学ぶにものではなく、ほとんどすべての人が学べる中学校、それが無理ならせめて高校で教えていかなければならないと思います。
発達障害についての間違った認識によって、さらなる二次的症状が出てしまうのですから、みんなが情報や知識を共有することでそれを防げるはずです。せっかく研究が進んで、いろいろなことがわかってきたのですから、そういうものこそ学校で教えていくべきではないでしょうか。
さらに、子どもがどういった特性を持っているのかを、保護者や学校の先生は知っておく必要があると思います。そのためにも、5歳頃の子どもすべてを検査するような制度が導入されればと思います。こういう制度を導入している県もあるようですし、ぜひ広がっていってほしいと願います。発達障害という名称で、何か特別な病気のように感じられて、それに対する抵抗もあるでしょうが、そういった考えが子どもたちを苦しめているのです。得意分野や不得意分野、そしてどんな特性があるのかというものを保護者や先生、そして本人も知っておくことが、必ず子どものためになるはずです。
すべての子どもたちが、苦しむことなく、希望を持って生きていけるような明るい社会になっていければいいですね。
ONE-SのHP
昨日は、狭山市でおこなわれた「発達障害や二次的症状の理解と対応」というテーマの講演会を聞きにいってきました。
最近では、大人の発達障害ということばを聞いたことがある方も多いと思うのですが、私をふくめて、それがいったいどんなもので、どういった対処をしていけばいいのかを理解できていないのが一般的ではないでしょうか。
今回講演していただいた先生のお話はとてもわかりやすく、2時間があっという間でした。
具体的には、発達障害といってもいろいろあり、それぞれの特性がどういったもので、それを周りが理解していないと、どういった二次的症状が出てしまうかなど。また、さまざまな事例をあげ、どういった対処を周りはするべきか、どういった言葉をかけるのかなどまで細かく説明していただきました。
以前から私が感じていた疑問が、今回でさらに大きくなりました。それは、学校の中でもとくに義務教育である小中学校の先生がまず、こういった問題を理解しなければならないのではないかということです。もちろん、私の知り合いの先生の中にも積極的に勉強されてる先生もいますが、まだまだ間違った認識を持たれてる先生はかなりいるのではないでしょうか。そういった先生の言動によって、子どもたちが傷つき、望んでいない方向に進んでしまうことは少なくありません。
そして、学校の先生だけでなく、当然親も知っておかなければなりません。どうしてこの子は、何度言ってもわかってくれないのだろう、どうしてこんな行動をしてしまうのだろう。それは子どもの特性を理解来ていないからです。そして、間違った怒られ方をした子どもは、ますます言動が悪化していき、親はさらに子どもを理解できなくなるという、どちらもが幸せになれない悪循環となります。
ですが、学校の先生はともかくすべての保護者が発達障害のことを学ぶには、時間や経済的なこともあって難しいでしょうから、少なくとも子育てや、子どものことで悩んでおられる方が、気軽に相談できたり、今回の講演会のように教えてもらえる場をもっと増やしていく必要があります。
また、これから将来のことを考えると、やはり学校で発達障害のことについて学ぶ授業を取り入れるべきだと思います。大学で専門の人だけが学ぶにものではなく、ほとんどすべての人が学べる中学校、それが無理ならせめて高校で教えていかなければならないと思います。
発達障害についての間違った認識によって、さらなる二次的症状が出てしまうのですから、みんなが情報や知識を共有することでそれを防げるはずです。せっかく研究が進んで、いろいろなことがわかってきたのですから、そういうものこそ学校で教えていくべきではないでしょうか。
さらに、子どもがどういった特性を持っているのかを、保護者や学校の先生は知っておく必要があると思います。そのためにも、5歳頃の子どもすべてを検査するような制度が導入されればと思います。こういう制度を導入している県もあるようですし、ぜひ広がっていってほしいと願います。発達障害という名称で、何か特別な病気のように感じられて、それに対する抵抗もあるでしょうが、そういった考えが子どもたちを苦しめているのです。得意分野や不得意分野、そしてどんな特性があるのかというものを保護者や先生、そして本人も知っておくことが、必ず子どものためになるはずです。
すべての子どもたちが、苦しむことなく、希望を持って生きていけるような明るい社会になっていければいいですね。
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