こんにちは。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。
「夢や目標を持ってそのために努力することが大切で、その結果実現しなかったとしてもその努力は決して無駄にならず、今後の人生にきっと役立つはずだ」
基本的には私はこの考え方に賛成で、よく生徒に話をします。受験生になら「せっかく自分の意志で高校や大学を選べるのだから、どこでもいいっていうのは残念や。どんな小さい理由でもいいから、自分が行きたいと思う学校を見つけて、そこに向けて頑張ろうや」と。
私自身の人生を振り返ったとき、夢や目標は達成できなかったことの方が多いです。
大学受験には2浪するも志望校に合格することはできず、就職試験もことごとく落ち、唯一受かったところも2週間で辞めてしまいました。そして、高校生のときに思い描いていたような20代の生活、仕事もプライベートもとても充実しているといった生活も実現せず、それとは正反対の家に引きこもって何もしていない暮らしになってしまいました。
そして40代半ばになった今、若い頃の夢や目標のほとんどが実現していませんが、自分の人生に不満や後悔があるどころか、とても幸せを感じています。強がりでもなんでもなく、心からそう思えるのです。
私なりにいろいろと考えてみて、いくつかその理由が見つかりました。
これまで夢や目標に向かって、いつも努力してきたかと言われば、していないときも多かったですが、唯一受験に関しては全力で頑張ったと胸を張れます。ですから、大学受験に失敗したことは少しの後悔もなく、逆に自分の能力の限界を知れてよかったなと思っています。
そして今の仕事に出会えたことが、何より大きかったですね。塾の先生になるなんて、これっぽっちも考えていなかったし、向いているとも思いませんでした。高校の同級生などに久しぶりに会って今の仕事を伝えると、だいたい「マジか?うそやろ?ありえへん」と言ってきます。私のことをどんな人間だと思っていたんでしょうね(笑)
何度か転職の誘いや機会があり、そのたびに真剣に考えてきましたが、結論はいつも「私はこの仕事が大好きだ」となります。おそらく引退するまで続けていくのだろうと思っています。
また、この年齢になれば考え方も若いころとは変わってきます。自分のことを受け入れることができるようになりました。諦めではなく受け入れることができるようになったのです。自分の能力や、素質など無理して背伸びすることがなく、自分の力を最大限引き出すことを大切に考えるようになりました。さらに人生はまだまだ半分しか経過していないのだから、今現在達成できていないことがあったとしても、これからいくらでも実現できるとも考えれるようになりました。
こう考えると、やはり夢や目標が実現できてなかったとしても、それなりに一生懸命、自分の人生と向き合って生きていれば、後悔ばかりの人生ではなく幸せな人生が送れるのではないでしょうか。
そうはいっても、私にはずっと心に引っかかってることがあります。それは、2浪目の受験の時に、もう後がないと思い、滑り止めもふくめてたくさんの大学を受験しました。勢いをつけたかったので、最初の受験校は予備校の先生も私自身も合格率100%と信じてた学校を受験したのです。試験当日もとくに出来が悪かったわけではなく、絶対に合格していると思って発表を見に行きました。郵送でも合否はわかりましたが、落ちてるなんてこれっぽっちも思わなかったので、友達何人かとワイワイいいながら見に行きました。「甲子園には魔物がいる」と言われますが「受験にも化け物がいたんです」
今でもなぜ不合格になったのか、さっぱりわかりませんし、あのときのショックは鮮明に覚えています。今年も全滅するのかなと絶望に包まれました。
このトゲをとることが、私にとっては意味のあることだと思いますので、いつかリベンジしょうと思っています。もう一度、この大学を受験して合格してやるのです。今年度は難しいかもしれませんが、必ず近いうちに挑戦しようと思っています。教え子たちと一緒に受験することになるかもしれませんが、みんな勝負だぜー!
「夢や目標を持ってそのために努力することが大切で、その結果実現しなかったとしてもその努力は決して無駄にならず、今後の人生にきっと役立つはずだ」
基本的には私はこの考え方に賛成で、よく生徒に話をします。受験生になら「せっかく自分の意志で高校や大学を選べるのだから、どこでもいいっていうのは残念や。どんな小さい理由でもいいから、自分が行きたいと思う学校を見つけて、そこに向けて頑張ろうや」と。
私自身の人生を振り返ったとき、夢や目標は達成できなかったことの方が多いです。
大学受験には2浪するも志望校に合格することはできず、就職試験もことごとく落ち、唯一受かったところも2週間で辞めてしまいました。そして、高校生のときに思い描いていたような20代の生活、仕事もプライベートもとても充実しているといった生活も実現せず、それとは正反対の家に引きこもって何もしていない暮らしになってしまいました。
そして40代半ばになった今、若い頃の夢や目標のほとんどが実現していませんが、自分の人生に不満や後悔があるどころか、とても幸せを感じています。強がりでもなんでもなく、心からそう思えるのです。
私なりにいろいろと考えてみて、いくつかその理由が見つかりました。
これまで夢や目標に向かって、いつも努力してきたかと言われば、していないときも多かったですが、唯一受験に関しては全力で頑張ったと胸を張れます。ですから、大学受験に失敗したことは少しの後悔もなく、逆に自分の能力の限界を知れてよかったなと思っています。
そして今の仕事に出会えたことが、何より大きかったですね。塾の先生になるなんて、これっぽっちも考えていなかったし、向いているとも思いませんでした。高校の同級生などに久しぶりに会って今の仕事を伝えると、だいたい「マジか?うそやろ?ありえへん」と言ってきます。私のことをどんな人間だと思っていたんでしょうね(笑)
何度か転職の誘いや機会があり、そのたびに真剣に考えてきましたが、結論はいつも「私はこの仕事が大好きだ」となります。おそらく引退するまで続けていくのだろうと思っています。
また、この年齢になれば考え方も若いころとは変わってきます。自分のことを受け入れることができるようになりました。諦めではなく受け入れることができるようになったのです。自分の能力や、素質など無理して背伸びすることがなく、自分の力を最大限引き出すことを大切に考えるようになりました。さらに人生はまだまだ半分しか経過していないのだから、今現在達成できていないことがあったとしても、これからいくらでも実現できるとも考えれるようになりました。
こう考えると、やはり夢や目標が実現できてなかったとしても、それなりに一生懸命、自分の人生と向き合って生きていれば、後悔ばかりの人生ではなく幸せな人生が送れるのではないでしょうか。
そうはいっても、私にはずっと心に引っかかってることがあります。それは、2浪目の受験の時に、もう後がないと思い、滑り止めもふくめてたくさんの大学を受験しました。勢いをつけたかったので、最初の受験校は予備校の先生も私自身も合格率100%と信じてた学校を受験したのです。試験当日もとくに出来が悪かったわけではなく、絶対に合格していると思って発表を見に行きました。郵送でも合否はわかりましたが、落ちてるなんてこれっぽっちも思わなかったので、友達何人かとワイワイいいながら見に行きました。「甲子園には魔物がいる」と言われますが「受験にも化け物がいたんです」
今でもなぜ不合格になったのか、さっぱりわかりませんし、あのときのショックは鮮明に覚えています。今年も全滅するのかなと絶望に包まれました。
このトゲをとることが、私にとっては意味のあることだと思いますので、いつかリベンジしょうと思っています。もう一度、この大学を受験して合格してやるのです。今年度は難しいかもしれませんが、必ず近いうちに挑戦しようと思っています。教え子たちと一緒に受験することになるかもしれませんが、みんな勝負だぜー!