こんにちは。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。
先日授業が終わってから生徒と話しているときに、ゲームの話題になりました。「このゲームめっちゃ面白いで」「ふーん、どんなん?」と言って見せてもらったのですが、正直驚きました。スマホのゲームアプリなんですが、ゲーム性やグラフィック、スケール、何をとってもスマホゲームの域を超えていました。「とうとうここまできたか」という驚きとともに、どうしてもプレイしたくなりました(笑)
実際プレイしたところ、本当にすごく面白かったため、すぐにそのアプリを消去しました。「これは、絶対にハマってしまう」と思ったからです。子どものときから、ファミコンそしてプレイステーションといわゆるテレビゲーム全盛期に育った私は、今でもゲームが好きで、仕事が終わってから寝るまでの時間などに、ほぼ毎日しています。ですから最近のゲームについても、同年代の人よりは詳しいと思うのですが、今回プレイしたゲームのクオリティーの高さは信じれませんでした。生徒たちに聞くと、大部分の子が知っていて、周りでもすごく流行っているそうです。まあ、しかたありませんよね、これだけ面白いのですから。
スマホの普及によって社会が大きく変化しました。10年ほど前とはほぼ別世界です。ちょうど私たちは時代が変化する瞬間に生きているのだと思います。こうして社会が変化するときには、歪ができて問題が続出し、それを否定する声が大きくなるものです。しかし、人が「楽しい、面白い」と思えるものや、「これは便利だ、楽だ」と思えるものについては、その流れは止めることができず、人間が適応していくしか方法はないのだと思います。
スマホによる事件や事故など、子どもの教育にもたらす悪影響など数えればきりがないほど出てきますが、大人も子どももこれほど楽しく夢中になるものは、これからますます発展していくでしょうし、この流れを止めることができるはずもありません。うまく私たちが適応していかなければならないのです。
自動車が普及したときもそうだったでしょう。私が生まれた頃にはもうすでに普及していましたから想像でしかありませんが、自動車による事故も多かったのではないでしょうか。また、排気ガスによる大気汚染などの環境問題を不安視する声もあったかもしれません。ですが、自動車での移動は「とても便利で楽だ」という人間の気持ちが一気に自動車社会を加速させました。そして自己を減らすため、どんどん法律が作られて、道路や信号が整備され、人は車と共存する生き方を選びました。自動車事故は各地で毎日のように起こっていますが、車社会を否定する人などほとんど存在しなくなり、結果的に世の中は便利になり、そしてますます技術が発展し、自動車の製造というのは日本を支える工業の1つとなりました。
パソコンの普及もそうでしたよね。私が20代の頃から急速に普及していったと記憶していますが、当初はインターネットによる悪影響や犯罪、そして何の役に立つのかよくわからない人が多かったこともあり、否定的な意見も多くありました。ですが、便利さを理解した人間は至る所にコンピュータをとりいれ、大学でも会社でも、自宅でもパソコンを使うことが当たり前のようになりました。その流れの中で法律が整備されていき、人間とコンピュータが共存することになりました。パソコンが普及することを予測してた人たちは大成功を収めました。
「スマホ=悪」ではありません。ある特定の状況下ではこの等式は成立するかもしれませんが、便利で優れたものであり、私たちの社会を変えていくものであることは否定できないはずです。SNSを利用した犯罪が多発しています。いじめなどの人間関係の問題も、大人子どもを問わず発生しています。子どものスマホ利用時間がどんどん増え、勉強や成長に悪影響が出ています。自転車や自動車を運転しながらのスマホで事故も起きています。でもそれらは、新しい社会に移行するときにどうしても発生するもので、ある意味仕方のないことだと思います。これから、少しずつ法律が整備されていき、様々な問題が議論されるようになり、あらゆるデータがでてきて、そうして私たちの意識や考え方も変わっていき、新しい社会に適応していくのだと思います。
変化の真っ最中にいる私たちがしなければいけないことは、悪い点ばかりに目を向けるのではなく、有効に利用することを見つけることだと思います。勉強面だけ考えても、とてもシンプルなアプリですが、漢字を覚えるのが苦手な私がアプリを使うと、苦労せず楽に覚えることができました。問題を解いていてわからないことがあっても、すぐに調べることができます。パソコンでもできますが、スマホの方がどこでも使えますし便利ですよね。
また、こういった細かい部分だけでなく、勉強スタイルも変えることができます。学校の授業でも、今までは欠席した場合、だれかのノートを借りてそれをもとに勉強するしかありませんでした。しかし、ノートを見て理解できるのだったら授業なんて必要ないですよね。みんな、それだとわからないから、塾でもう一度教えてもらったり、そのまま放置していたんです。しかし、スマホやタブレットを活用すると、その授業を見ることができます。しかも、何度も何度も。塾や予備校ではもう当たり前になっていますが、学校でこれを導入しないのはなぜでしょうか?
文明は加速度的に変化しています。わずか10年という単位でもまったくの別の世界になってしまいます。社会全体もその変化に対応できるように、なんとか追いつこうとしています。しかし、学校だけが戦後まもない教育から、ほとんど進化していません。上で書いた例はほんの1つであって、今の社会で学校だけがどんどんと取り残されているように感じます。本来ならば教育現場が社会の変化に敏感に対応して率先して変化していかなければならないのに、日本の教育現場は真逆を突き進んでいます。
変化を怖れず、新しいものを悪だと決めつける偏見を捨て、良いものはどんどん取り入れ、変化に対応できるように努力し、これから日本を背負っていく子どもたちに、本当に学んでほしいことを教え、より学びやすい環境を整えることができなければ、未来は明るいものとは言えないでしょう。
ONE-SのHP
先日授業が終わってから生徒と話しているときに、ゲームの話題になりました。「このゲームめっちゃ面白いで」「ふーん、どんなん?」と言って見せてもらったのですが、正直驚きました。スマホのゲームアプリなんですが、ゲーム性やグラフィック、スケール、何をとってもスマホゲームの域を超えていました。「とうとうここまできたか」という驚きとともに、どうしてもプレイしたくなりました(笑)
実際プレイしたところ、本当にすごく面白かったため、すぐにそのアプリを消去しました。「これは、絶対にハマってしまう」と思ったからです。子どものときから、ファミコンそしてプレイステーションといわゆるテレビゲーム全盛期に育った私は、今でもゲームが好きで、仕事が終わってから寝るまでの時間などに、ほぼ毎日しています。ですから最近のゲームについても、同年代の人よりは詳しいと思うのですが、今回プレイしたゲームのクオリティーの高さは信じれませんでした。生徒たちに聞くと、大部分の子が知っていて、周りでもすごく流行っているそうです。まあ、しかたありませんよね、これだけ面白いのですから。
スマホの普及によって社会が大きく変化しました。10年ほど前とはほぼ別世界です。ちょうど私たちは時代が変化する瞬間に生きているのだと思います。こうして社会が変化するときには、歪ができて問題が続出し、それを否定する声が大きくなるものです。しかし、人が「楽しい、面白い」と思えるものや、「これは便利だ、楽だ」と思えるものについては、その流れは止めることができず、人間が適応していくしか方法はないのだと思います。
スマホによる事件や事故など、子どもの教育にもたらす悪影響など数えればきりがないほど出てきますが、大人も子どももこれほど楽しく夢中になるものは、これからますます発展していくでしょうし、この流れを止めることができるはずもありません。うまく私たちが適応していかなければならないのです。
自動車が普及したときもそうだったでしょう。私が生まれた頃にはもうすでに普及していましたから想像でしかありませんが、自動車による事故も多かったのではないでしょうか。また、排気ガスによる大気汚染などの環境問題を不安視する声もあったかもしれません。ですが、自動車での移動は「とても便利で楽だ」という人間の気持ちが一気に自動車社会を加速させました。そして自己を減らすため、どんどん法律が作られて、道路や信号が整備され、人は車と共存する生き方を選びました。自動車事故は各地で毎日のように起こっていますが、車社会を否定する人などほとんど存在しなくなり、結果的に世の中は便利になり、そしてますます技術が発展し、自動車の製造というのは日本を支える工業の1つとなりました。
パソコンの普及もそうでしたよね。私が20代の頃から急速に普及していったと記憶していますが、当初はインターネットによる悪影響や犯罪、そして何の役に立つのかよくわからない人が多かったこともあり、否定的な意見も多くありました。ですが、便利さを理解した人間は至る所にコンピュータをとりいれ、大学でも会社でも、自宅でもパソコンを使うことが当たり前のようになりました。その流れの中で法律が整備されていき、人間とコンピュータが共存することになりました。パソコンが普及することを予測してた人たちは大成功を収めました。
「スマホ=悪」ではありません。ある特定の状況下ではこの等式は成立するかもしれませんが、便利で優れたものであり、私たちの社会を変えていくものであることは否定できないはずです。SNSを利用した犯罪が多発しています。いじめなどの人間関係の問題も、大人子どもを問わず発生しています。子どものスマホ利用時間がどんどん増え、勉強や成長に悪影響が出ています。自転車や自動車を運転しながらのスマホで事故も起きています。でもそれらは、新しい社会に移行するときにどうしても発生するもので、ある意味仕方のないことだと思います。これから、少しずつ法律が整備されていき、様々な問題が議論されるようになり、あらゆるデータがでてきて、そうして私たちの意識や考え方も変わっていき、新しい社会に適応していくのだと思います。
変化の真っ最中にいる私たちがしなければいけないことは、悪い点ばかりに目を向けるのではなく、有効に利用することを見つけることだと思います。勉強面だけ考えても、とてもシンプルなアプリですが、漢字を覚えるのが苦手な私がアプリを使うと、苦労せず楽に覚えることができました。問題を解いていてわからないことがあっても、すぐに調べることができます。パソコンでもできますが、スマホの方がどこでも使えますし便利ですよね。
また、こういった細かい部分だけでなく、勉強スタイルも変えることができます。学校の授業でも、今までは欠席した場合、だれかのノートを借りてそれをもとに勉強するしかありませんでした。しかし、ノートを見て理解できるのだったら授業なんて必要ないですよね。みんな、それだとわからないから、塾でもう一度教えてもらったり、そのまま放置していたんです。しかし、スマホやタブレットを活用すると、その授業を見ることができます。しかも、何度も何度も。塾や予備校ではもう当たり前になっていますが、学校でこれを導入しないのはなぜでしょうか?
文明は加速度的に変化しています。わずか10年という単位でもまったくの別の世界になってしまいます。社会全体もその変化に対応できるように、なんとか追いつこうとしています。しかし、学校だけが戦後まもない教育から、ほとんど進化していません。上で書いた例はほんの1つであって、今の社会で学校だけがどんどんと取り残されているように感じます。本来ならば教育現場が社会の変化に敏感に対応して率先して変化していかなければならないのに、日本の教育現場は真逆を突き進んでいます。
変化を怖れず、新しいものを悪だと決めつける偏見を捨て、良いものはどんどん取り入れ、変化に対応できるように努力し、これから日本を背負っていく子どもたちに、本当に学んでほしいことを教え、より学びやすい環境を整えることができなければ、未来は明るいものとは言えないでしょう。
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