さよなら絶望先生(28) (講談社コミックス) | |
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講談社 |
「さよなら絶望先生」二十八集を読みました。
ご存じの通り、絶望先生は久米田先生が小学館から講談社に移籍して描かれたマンガです。
講談社といえば、「ナニワ金融道」などをいきなり巻頭カラーにしてしまうような、そんな出版社である一方、編集部主導で作品作りを進めるというウワサが絶えないところでもあります。
実際、「さよなら絶望先生」は久米田先生のあくの強さを残しつつも、過去の作品と比べてとても読みやすい作品だと思っています。
二十七集までは……。
今回、二十八集を読んで、作家としていい具合に壊れてきたな、という印象を受けました。
「かってに改蔵」のラストに近いものをにおわせています。紙ブログにあった成分が本編にまでにじみ出ています。