松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

9月も終わるわけですが

2009-09-30 18:36:00 | なんでもない日々
明日からいよいよ10月ですね。
学生時代に植え付けられた、10月トラウマが発動しそうです。
秋はいい季節なのに、あまりいい思い出はないなぁ。
じゃあ、春ならいい思い出があるのかといわれれば、それもまたないのですが。


さて、この9月で一番大きかった出来事は、四年弱通った小説講座を離れる決意をしたことでしょう。
別に執筆活動をやめるわけじゃないのですが、教室に通うのはちょっとスケジュール的に負担になってきたな、と。ここから先は、自分で進むしかないなと思ったのも理由の一つです。

物事の成長過程には、「守」「離」「破」の三段階があるそうな。
「守」は、教えを守って忠実に再現できるようにする段階。
「離」は、教えから離れて、独自色を加えていく段階。
「破」は、自らの殻を破って新しいステージに進む段階。

今、松浦がどの段階にいるかは、客観視できないのでなんともいえません。
ですが、どこか足踏みしているような不安は最近感じているのです。
環境を変えて、姿勢を改めて。
次の場所へ、進むべき時なのかな、と思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

悲劇に関する考察

2009-09-29 18:42:00 | なんでもない日々
先日、某ノベルズの編集者からいわれたこと。

悲劇は求められていない。エンターテイメントである以上、ハッピーエンドが絶対条件。

だそうです。
かつ、松浦のは全体を通して暗すぎる。ともいわれてしまいました。

そんなに悲観的なものばかり書いているつもりはないのだが。受け手が、悲劇だというのなら悲劇なのだろうよ。

で、自分の企画書を読み返して思ったこと。
ハッピーエンドが絶対条件って、いつの時代のアメリカ映画だよ。
とか思っていました。でも、そんなとき頭をよぎったのが『寅さんシリーズ』です。
マンネリだといわれ続けても結局あれだけ制作されたのは、需要があったから。
これは商業映画なのだから、紛れもない事実。

で、ちょっと寅さんの歴史に触れますと。実は寅さん、最初はテレビシリーズだったんですね。そして、最終回で沖縄に行った寅さんはハブにかまれてお骨になって柴又に帰ってくる。というストーリー。
ところが、これを放送するやいなや、「寅さん、殺すな!」の大合唱。
で、映画シリーズへと続くわけです。

ですから、失恋をするという悲劇は許されるけど、お骨になって帰ってくる、というのはNG、というわけですか。

結論。
ハッピーエンドが絶対条件。は言い過ぎだとしても、失恋(悲劇)はしたけれど今日もどこかで旅の空(救い)が用意されていれば許される。
ということでしょうかね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

正統派、です!

2009-09-28 17:50:00 | 一般書籍で思うこと
Re:SET 想いと願いのカナタ (GA文庫)
月島 雅也
ソフトバンククリエイティブ

このアイテムの詳細を見る


GA文庫の受賞作品だそうですが、ひねってあるのは構成だけで、ストーリーはとっても王道です。
しかし、魅力的なキャラクタと軽妙な語り口でストレスなく読めました。

その、ポイントである構成も、同級生に始まる『特定』ジャンルのAVGが好きな人なら、違和感なく受け入れられるでしょう。
最近だとクラナドとかかな。

あとがきに、いろいろと書いてあるのですが、最近はこういうタイプの投稿作品が多いそうです。
自分では新機軸だと思っていても、案外ありふれているのですね。
要注意! ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生いろいろ

2009-09-27 16:16:16 | なんでもない日々
財布を落とす人がいれば、拾う人もいる。

というのは、我が祖父の言葉。
じいちゃん、警察届けろよっ!


まあ、実際じいさまは主に拾う側だったわけでして。
人生の収支報告書を作ったならば、もう黒字うはうは。
そのおこぼれで、生活をなんとか成り立たせている自分は完全に落とす側。

作家人生もそんな風が吹いてます。
ネットからのよくわからないルートをたどって、なんとかデビューしたもののパッとせず。その間、こつこつと書き続けていた知り合いがこのたび、角川系列からとある新人賞を受賞してデビューが決定。
きっと、大々的に売り出されるでしょう。

そんな時期にぽつんと出版されるであろう、松浦のデビュー二作目。
まさに、陰と陽、正と負、野村克也と長嶋茂雄。

もうダメダメだね。
なんだか、生きていても仕方がないや。

とここまで書いていたら、結婚相談所のしつこい勧誘電話が。
ほんとに、ついてないときはなにをやってもダメで。さらに、なにもしていなくても、災難は向こうから降りかかってくるのね。
あーあ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりに新宿へ

2009-09-26 18:06:06 | なんでもない日々
新宿サガゼンにスラックスを買いに行きましたよ。
このところ、どこに行くのもジーンズで済ませていたら、いつの間にやら虫食いやらなんやらで、スーツ以外でまともに外出できるズボンがなくなってしまったのです。

人混みは苦手なので、なるべく都心には出たくないのですが、致し方ない。
ついでに、裾直しをしてもらっている待ち時間にジュンク堂へ。

わかってはいても、ついやってしまう自著の検索。
ありました。さすがジュンク堂。

でも、本棚にはないんだなぁ。
在庫あれど、棚はなし。

これじゃあ、売れるわけないよね。
まあ、次回作が出たときに一緒に並べてもらえたらうれしいかな。
そのくらいの気持ちで、次が迅速に出るようにがんばろう。

と、強く誓ったのでした。

でも、今書いているのは三作目となってほしい作品。
がんばるよー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

疲れやすい季節

2009-09-25 18:36:00 | なんでもない日々
頭も体も疲れっぽい季節ですが、いかがお過ごしですか。

と、なにやら手紙っぽい始まり方でしたが。
そうです。まさしく、改まった手紙を書くべく苦戦しています。

実は、わけあって今までお世話になってきた小説講座を離れることになりまして。
そのお礼の意味も込めて、先生に手紙を出そうと思ったまではいいのですが、なかなかしっかりとしたものにならず、困っております。

その上、疲れっぽいことこの上ない気候。
夏ばてなのか?
つい、うとうとと、油断も隙もありません。

手紙の書き方。
とか、
ビジネスマナー
みたいな本を探しに行く気力もわかないんだものねぇ。

でも、本日のYahoo! Newsによると睡眠不足はアルツハイマーと関係するそうですから。眠れるなのなら、寝てしまうのも体のためにはいいのかも。
そのうち、いやでも忙しくて眠れない日々が来るかもしれないし、ね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

壊れかけのネットブック

2009-09-24 17:04:03 | なんでもない日々
ネットブックは、壊れかけでも本当の幸せは教えてくれない。
でも、執筆や財布にしわ寄せが来る。
うん。困った。

実はですね、某社のネットブックを最近頻繁に利用しているのですが、なぜか画面系がおかしくて時々映らなくなるんです。いったんこの症状が出ると、もうたたいても揺らしてもダメ。
仕方がないから、強制電源オフです。

どうしてかなぁ。
そんな荒っぽい使い方はしていないはずなのに。
まあ、ちょうど保証期限が切れる頃合いというのも微妙ですね……。

もうすぐ7がでるというときに、今更XPのUMPCを買う気にもなれず。かといって、デスクトップ&A4ノートがVistaなのに、ネットブックだけ7というのも変だしなぁ。
あと、USB3.0が気になるし、IONも気になる。
いっそ、ぜーんぶ出そろうのを待って、モバイルPCを買おうかな。


それから。
最後に、お詫びを。
昨日の日記で、『サラリーマンNEO』が最終回と書きましたが、来週も放送予定に入っていました。
エンディングでキャストが「ええねん」を書いていたので、てっきり最終回だと勘違いをしてしまいました。
重ねてお詫び申し上げます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サラリーマンNEO シーズン4

2009-09-23 17:16:15 | なんでもない日々
連休最終日ですね。
ま、明日明後日と休みを取って、海外に行っている方もいらっしゃるかもしれませんが。

そんな休みの最終日。
松浦は相変わらず、家でぐずぐずしております。
でも、録画してあったNHKの名番組『サラリーマンNEO シーズン4』をみましたよ。
いやいや。今回も大いに楽しませてもらいました。マンネリしないように、試行錯誤している様子が伝わってきます。
またNHKらしく、最終回にはそれぞれのエピソードに落ちが容易されているところも、いい加減に作っている民法の投げやり番組とは違うな、と関心。

さて、サラリーマンNEOももう五年目なのですが(日曜日の晩に連続して放送するようになってからは4年目か)、コメディ番組として楽しむ以外にも、創作をする上で励まされることがあります。

それは、『無名に近い役者でも実力者揃い。そして名前だけで視聴者がつくような脚本家でなくても、力作』そういった、こつこつと地道な努力を重ねていけば、紅白にまで顔を出してしまうほどの地位に上り詰めることも可能。ということ。

松浦も負けてはいられません。
華々しい経歴ではないけれど。地味な活動がいつか実を結ぶことを信じて。
今日も、キーを打つのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オフ会、再び

2009-09-22 21:06:15 | なんでもない日々
こんばんは。
連休もラストスパートですが、いかがお過ごしですか。

松浦は、人生二度目のオフ会に行って参りました。
最初はよかったんです。出足はね。
でも、だんだん体力が消耗してきて、ついには偏頭痛が出始めましたよ。
相変わらず、社交能力ゼロだなぁ。
パトラッシュ、僕、心の終バスが出るまでがんばったよ。でも、もう限界みたいだ。
そんなわけで、現在帰宅途中。
地域バスの最終に間に合うかなぁ。

今回の収穫。
松浦の書いた企画は、エンターテイメントじゃないみたいだ。
でも、今の編集さんからはライトノベルよりだね。っていわれるんだ。
文芸でも、ライトノベルでもない。どっちつかずの宙ぶらりんなワタクシ。

三作目の道、特にメジャーレーベルへの道は果てしなく遠い……。
やれるだけのことはやるけどね。でも、やって出来ないこともある。とハクション大魔王もいっている。
どうなんだろうね。
神のみぞ知る。というやつでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほっとできるお話

2009-09-21 18:08:00 | アニメ・コミックで思うこと
つづきはまた明日 1 (バーズコミックス ガールズコレクション)
紺野 キタ
幻冬舎コミックス

このアイテムの詳細を見る


あれ?
もしかしたら、もうすでにご紹介済みかもしれませんが。
でもこの連休で読み返してみて、やっぱり好きなんだなぁ、と再確認したので改めまして。

このお話は、父子家庭の一家を中心に、顔のよく似た転校生が隣に引っ越してきたり、ちょっと年上のお兄さんと慕っていた人が人間関係のトラブルで疎遠になっちゃったりと、主に主人公を取り巻く社会性に重きを置いた作品です。

これといって事件は起こらないのだけれど、そこがまたいい。ゆったりした気持ちで読むことが出来るのですよ。
それでいて、退屈ということもない。

こんな、思いやりにある作品をつくれたらいいなぁ。
まあ、新人はもっととんがっていないと没になるでしょうが……。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする