九州の揺れがなかなかおさまりませんね・・・・
状況をネット上でみているとこんなことが・・
ネット上で興味深いというか、怖い記録を見かけた。
文禄5年閏7月9日(1596年9月1日)に伊予が震れた(そんな読みはないようだけど意訳として「ゆれた」と読んでもらいたい)。その3日後海峡を挟んだ豊後が震れた。その翌日は遠く離れた京都伏見が震れた。
いずれもM7以上の巨大地震であり、甚大な被害をもたらした。
豊後地震では津波が発生、別府湾にあった島が沈んだとされ溺死者多数、伏見地震では完成間もない伏見城天守が倒壊し、城内だけでおよそ600人の圧死者を数えたという。
高槻の今城塚古墳の現説を聞きに行ったことがあるが、確かに塚の崩壊の痕跡があり、このときのものということであった。なお、今城塚古墳は高い確率で継体天皇陵との推定のある古墳でもある。
阪神大震災は、この伏見地震断層のすべり残りがすべって発生したという説もあるようだね。
相次ぐ天変地異に文禄から慶長への改元が行われた。
だから慶長大地震ではなく、文禄大地震という方が適切なんだろうけど、慶長改元の契機になったという意味で「慶長」と冠するのかな・・?
しかし、大自然の猛威に改元くらいでどうなるものでもなく、20年ほどしかない慶長年間に慶長地震(南海トラフ? 広域巨大地震)、慶長会津地震、慶長三陸地震、慶長19年10月25日の地震(会津から伊予まで広域)と、立て続けに巨大地震が発生した。
貞観三陸地震の記録(再現)を見たとき、唖然とした。まるっきり東日本と同じ、コピーかと思った。やはり大自然は周期の長短こそあれ、繰り返しているんだなと思った。
するとどうだろう? 今回の九州地震も慶長ナマズが再び目覚めたとなると・・・
伊予、豊後、伏見は一見関係なさそうな地域だけど、中央構造線沿線ということでつながりがある。日本ごとき狭き島は全部つながっているということでいいんだろうけどね・・
われわれ庶民は、なにをしておけばいいんだろう? 広報してもらいたいところだけど、すると要らぬ不安をまき散らすことにもなるんだろうし、なにより詐欺ないし詐欺まがい便乗商法なんかもでるんだろうしね・・・
とりあえず、個人のそなえ。
枕元に懐中電灯と軍手、ホイッスル、スリッパ。寝るときは必ずカーテンを閉める(窓ガラスが割れても散乱しないんじゃないかという浅知恵)。飲用水2Lペットボトル、食糧なし。
ゆらゆらギシギシしてる建物だからもしものときには倒壊して笑われる程度だろうけど、笑う余裕のある人もいないんだろうし、ほんの気休めね・・・
決して役に立ったということがありませんように・・・