母を施設に入れた。
”入れるならそのように一言いえばよさそうなものを・・・今日初めて知った。”
もともと本人も入りたいと言ってきたことである。ましてたやすいことではない。
・・・ぼけばあさんである。
ぼけばあさんの入所に際しては、弟(私の叔父)ものぞきに来てくれた。
”ここも店仕舞いちゅう(この家も店仕舞いだそうだ)”
そう言って大粒の涙をぼろっとこぼした。この点はボケてない・・・
”ちゃんと断れば2、3日くらいだったらいつでも帰ってきていいよ”
そう告げて、電気、水道、電話も止めないことにした。
しかし、それも年内である。
年明けには考えねばなるまい。
寂寥感とも罪悪感とも言えない思いに駆られる。
兄弟も寝付けなかったと言った。
とうとう生家を誰も住まない空き家にしてしまった。
過疎地の現実、詮なきことである。
施設に入れたこと、ちゃんと見守ってもらえることに感謝するしかなかろう~(;_;)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます