小雨の夕刻、新宿に降り立ってみました。
行き先は写真屋さんのギャラリー、有名果物屋さん、これまた世界的有名高級服飾屋さんの4階。
ウズベキスタンの写真展です。
ウズベクなどの中央アジアは、往古のシルクロードの中継地、民族が興隆を繰り返し激しくぶつかり合った地として記憶にあります。
それは歴史への興味、それとテストテク、つまりこの辺の出題があると相対的に高難度となるといったアナ狙いから出たもので、もちろん実体面などまったく知り
ません。
白い山、うっすら積もる雪、寒いところなんでしょうね。
だからこそというんでしょうか。人の温かみを感じる作品群です。
行ってみたい、という気を起こさせますね。
では実際はどうなんでしょうか。
海外危険情報を閲覧してみると、国土のほとんどがレベル1(十分注意)で一部レベル2(不要不急の渡航中止)、レベル3(渡航中止勧告)があるようです。
ご近所のアフガニスタンが、全土レベル4(退避勧告、渡航中止)であるのに比べれば平和、安全なんでしょうが・・・
かつてソ連を構成した国、有形の力こそがすべてだった地域と言うのは言い過ぎなんでしょうかね。
仮に“きわめて安全な地域だよ!” と言われたとしても、“では” と、おいそれと行けるような身分ではないし、世界の広さを思わずにはいられません。
それでも、かつて行ってみたいと思い立てば、いつかは行けると思っていました。もちろん大きな勘違いではあるんですが・・
今、行きたいは単に “たい!” にとどまるもので、現実を伴わないことが実感される年代に入ってきました。
自身じたばたしたいし、光陰の速さをのんき、引っ込みがちな若者、とりわけわが倅に教えたいところですね。
(日暮里 ザクロの案内)
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