美しい大分

大分に暮らし,その美しさに気づかされ 癒される日常を、折々綴り,残してみたいと思っています。

六郷満山開山1300年、宇佐神宮へ

2017年05月08日 | 美しい大分
宇佐神宮は、全国八幡社の総本宮です。
2018年には六郷満山 開山1300年の節目を迎え、宇佐神宮本殿を特別拝観することができました。






桧皮葺の屋根がある豪華な、呉橋(くれはし)。勅使街道から、西参道に至る寄藻川にかかり、10年に一度、勅使祭の時だけ開かれるそうです。


手水舎、日本一の水盤








「千古斧を入れない深緑の杜」という亀山に鎮座する本殿に向かって参道を進みます。


西大門に着きます。「桃山風の豪華な構造で、国宝の本殿や、勅使門などとともに宇佐神宮を象徴する建物となっている。」と、パンフレットにありました。


西大門をくぐり、ようやく勅使門で拝礼します。普段も初詣でも宇佐神宮の参拝はこちらの勅使門で行います。


西大門を入ってすぐほぼ正面、西中門の屋根の奥に国宝の本殿、八幡造の特徴M字型をした屋根の頭頂部(箱棟)だけが見えます。

ところで、今回特別拝観させていだだいた国宝の本殿は、2年前に大規模な修理が行われ美しい姿をみせていました。
屋根は桧皮葺を拭き直し、餝金具の漆箔鍍金、塗装の漆塗り直し。この漆について
今回の修理からは、国産漆を使ったそうで、他の建物の朱色とは違いあずき色と、言って良いのか落ち着いた輝きです。
朱漆塗りの柱、桧皮葺の屋根、しっくいの壁と、すっきりとしながら威厳のあるたたずまいでした。
(拝観は出来ましたが、写真を撮ることは許されず、一番上はパンフレットの写真です。)


拝観記念にいただいた絵馬。
本殿の一の御殿に描かれている鳳凰の意匠、3.5×3㎝という小さいストラップタイプです。
コメント (6)
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