美しい大分

大分に暮らし,その美しさに気づかされ 癒される日常を、折々綴り,残してみたいと思っています。

九重 "夢" 大吊橋

2018年04月23日 | 美しい大分
川底から橋までの高さ173m。日本一の吊り橋です。




この場所の標高は777m。かなりの高原にあります。そして橋の長さは390m。
大吊り橋からの眺めは雄大で素晴らしいものですが、印象的なのは遥か向こうの崖を落ちる滝の姿です。


「日本滝百選」にも選ばれた「震動の滝.雄滝」と「雌滝」…雨が多くなると真ん中に小滝が現れるそうですが、普段は枯れて、水の流れた形跡が見えるだけです。


広大な駐車場がある中村側から橋を渡り始めると右手前方に見えるのが雌滝、落差93mもあるそうです。


橋の中央近くまで進むとなんと右後方にやっと見えて来るのが雄滝、落差83mです。この滝の方が落差は小さいですが水量は多いとのこと。



ところで、この意味深な「震動の滝」なぜそう呼ばれているのでしょう?…
「特に雄滝は水量が多く、その流れ落ちる勢いで周囲が震動する様に思われたから」ということの様で、
昔から地元の信仰の対象であり、災害などがあると この滝に祈りを捧げてきたようです。(wikipedia参照)




大吊り橋周辺、九酔渓は紅葉の名所でもありますが、今は芽吹いたばかりの新緑が眩しいです。




橋から、乱れ咲いているかの様な見事な山藤が沢山見られました。

< 今日の 一枚 >


谷底から173mのこの眺め、体を通り抜ける爽やかな風、高所の快感、景色など この橋をいつまでも歩いていたい気分ですが、
訪れる人によってはそうもいかず、
はなから渡らない人や途中で引き返す人、脇目もふらず早々に渡りきる人などいらっしゃいます。
…何しろ高いですからね。
そして今日の一枚は橋の中央付近、床の格子の間にiPhoneのカメラを合わせて川底を撮ってみました。

橋の上からのぞいても肉眼では水の流れがよく見えません。高さのせいだそうです。









コメント
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