注目された年内最後のFOMC。
FRB(連邦準備制度理事会)は、政策
金利を据え置き、金利・経済見通しに
ついては、過去約2年間にわたって実施
してきた金融引き締めは終わり、来年
には金利が低下し始める可能性を示した。
内容自体はほぼ予想通りでしたが、
市場には安心感が広がりダウ工業株は
512ドル高で過去最高値を更新。
こりゃ日本株も上がるな、と期待して
いましたが、結局240円安の32,686円。
アメリカの金利が下がる→ドル売り→
円高→輸出関連株にはマイナス→株安
どうやらこんな感じだったようです。
でも今年の日経平均のスタートが
25,716円だったことを考えると、既に
3割近く上がっているので上出来。
ところが・・、私の持っている2つの株
は今日年初来安値を更新。”安値“です、
“高値”じゃなくて。昨日からちょっと
下がったのなら分かりますが、年初来
ですよ、今年の中で一番安い。
銘柄はフェローテックとJテック・C。
どうした、テック兄弟!(2つの会社は
関連会社でも何でもありません。ただ
私がそう呼んでるだけ)でも実は他にも
予備軍は多く、買値を上回っているのは
ロボペイと武田薬品工業くらい。
こんな時は、つい高配当銘柄に目がいき
ます。今持っている株を叩き売っても
全部で250万くらいにしかなりませんが、
それでも配当5%の株を買えば、年で
12.5万円貰えるので、温泉に入って
美味しいものくらいは食べられそう。
もちろん配当は業績に左右されるので
必ず貰えるわけではありませんが、
例えばLIXIL(証券コード5938)の場合
配当は5%を超えていて、なんと
25年間も減配無し!(配当が前期と
比べて増える、もしくは同じ)
増配を続けている会社で有名なのは
誰もが知っている「花王」。ここは
今年で34期連続増配中。しかも今日は
昨日より135円高く年初来『高』値。
安心するわ~♪持ってないけど。
まぁ~、でもこんな時もあります。
投資の神様バフェット氏も「10年間株を
保有する気がなければ、10分間保有する
ことさえ考えない方がいい」と言われて
います。
配当5%でも、株価が上がらなければ
10年後は5割増。だけど、10年間の中で
一瞬でも倍になったら10割増しなので、
そりゃそっちの方が良いに決まってる。
気長に待ちながら何処かで一発逆転だ!
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