【ゴージャスおしゃれライフ】in オーストラリア

ゴールドコーストの海や町並み、料理、ボーダーコリーとの日々,
「美しい生活臭のない癒され写真」を掲載しています。

笑えます そして号泣します「マーリー世界一オバカな犬が教えてくれたこと」

2007年03月21日 10時27分10秒 | オーストラリア、ホワイトシェパード&ラブ



「オパール」にとって一度遊んだものは
自分のものであるという定義を持つらしい。

初めての破壊。
「オパール」にかじられてボロボロになってしまったブギーボード。


叱られて 植え込みの中に隠れている「オパール」
↓上目遣いでこっちを見ています




最近読んで 大笑い、大泣きした本はこれでした。

マーリー―世界一おバカな犬が教えてくれたこと
ジョン グローガン
早川書房

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一頭の 多動症とも呼べる45キロの大型犬 ラブラドールレトリーバーの
マーリーとの出会いからその別れまでを
コラムニストである著者が書いています。

マーリーという犬は

雷の鳴る
その前にもしも安定剤を飲ませていなかったりすると

恐怖のあまり
家の中のものを破壊し
また自分自身もなんとかそこから逃げ出そうと
前足を血まみれにして 壁土をほじくったり

また ある日などは 嵐になりそうな天気の時
妻が帰宅してみれば
なんと洗濯機の上で爪をかちゃかちゃ言わせて踊っていたりするほど
雷鳴を異常に怖がるワンコだったのです。

また彼は
何でもかじり 
何でも飲み込んでしまう大食漢でもありました。


「オーライ、その金のネックレスをよこせば誰も怒らないわよ」

僕が頭に飛びついて口をこじあければ勝負は一瞬でつく。

だが
マーリーが頭を後ろに傾けるやいなや
舌をぴしゃっと動かす音がひびいた。

口の端から垂れ下がっていたネックレスの下の部分が一瞬で姿を消した。

マーリーは満足げに大きなゲップをした。





この後の
著者の 涙ぐましくもおぞましいネックレス回収のストーリーも
抱腹絶倒です。


またあるときは

おしゃれなオープンカフェでのできごと。

家族で 
さて「飲み物を飲みましょう」というときに
テーブルが突然、
「危険に気づかない人々にぶつかりながら」
すごい勢いで前進し始めました。

それはテーブル自身が移動をしたのではなく!

テーブルの足につないだ マーリーが
15m先のスノッブなプードルに向かって走り出したからでした。



「僕らは我に返って立ち上がった。

妻は
とっさに子供達に
「ちょっと待ってて」と言った。

まるで
「べつに騒ぐほどのことでもないわ
マーリーにちょっとテーブルを引かせてみるのも楽しいわ」とでも
言うように。

僕はテーブルに追いついてそれをつかみ懸命にふんばった。
妻も急いで加勢した。」



↑(以上私がかいつまんで載せているので原文ママではありません)


アメリカ人独特の ユーモアたっぷりの言い回しが
毎ページ声を出して笑わせてくれる。

やがて
犬はその寿命を全うする時がやってきてしまう。

もう
お分かりでしょうが

その著者との別れのシーンは
ただただ涙で本を濡らすばかりです。

オットと私の二人分、もうぐしょぐしょ。

翻訳ものはちょっと
表現がしっくりこなかったりするので
苦手でしたが

構成も文章力も

著者の茶目っ気たっぶりの顔が浮かんでくるような
ユーモアが面白い。

この本は 
動物好きな人に
絶対 大お薦めです!!



蛇足ですが

買ってはいけないラブラドール本は

これ!


「ぼくのだいじなボブ」
講談社刊 2007年3月12日発行

オットが「ダマサレタ」と怒っておりました。

わざと
表紙がハードで
買う前に
中身をパラパラって
見にくくしてあるのかしら?と

裏の帯に書いてあることがすべての内容。

オット曰く

飛行機の中で
「さて本でも読もう」
・・っと
開いてみたら
266ページのうち
2ページにわたり 3行ずつくらいの文字。

繰るのもメンドクサイワ!!

これも
ブンガクですかーーー??

ん?ところで三日続けてブログ更新!?

メズラシ



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