田沢湖 湖畔の杜通信

湖畔の杜レストランORAE《番猫『ミミ』のわがまま雑記考》

クニマスの稚魚の「里帰り」

2012年07月15日 | 秋田・田沢湖

湖畔の杜ビール、湖畔の杜レストランORAEのミミです。

今から2年前、田沢湖では絶滅してしまったクニマスが、さかなクンや京大の中坊教授によって、西湖で命を繋いでいる事が明らかにされました。

私たちは田沢湖が生命を育めない湖になってしまった事を悲しみながらも、もしかしたらクニマスは生きているかもしれないと言うかすかではありますが希望や期待を持っていました。

この度の発見によって、その希望や期待を田沢湖や西湖の先人が、しっかり繋いでいてくれた事に感動しとにかく感謝していました。

また私たちの歓びだけではなく、クニマスの命を引き継いで下さった西湖の皆さんにとっても歓びとしてくださっている事にも感動しております。

先人達が繋いだご縁に感謝しより太くしていきましょうという約束をさせて頂きまして、山梨県や西湖の皆さんとはいいお付き合いが続いております。

そして本日仙北市の門脇市長に、山梨県の横内知事と富士河口湖町の渡辺町長から、クニマスの稚魚の「里帰り」が伝えられました。

里帰りとは言っても、勿論田沢湖にというわけには参りませんが、クニマスと確認した親魚から生まれた稚魚を田沢湖での生体展示用にとのご配慮であったようです。

本当に嬉しく有難い事です。

一日も早く大湖を悠々と泳がせてあげたいものです。

今度は私たちの手で。

コメント (2)
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