こんにちは、秋田・地ビール 湖畔の杜レストランORAEのミミです。
昨日のたざわこ音楽祭は皆様にお喜び頂けたようで、スタッフ一同安堵しておりました。
28日(土)のプレコンサートはORAEで、29日は会場をうつし仙北市民会館でやらせて頂きました。
ホール前では地元のおばちゃん達の歓迎の御餅料理(お雑煮のような汁餠と、里芋が入った芋の子汁、あんこ餠や手作りの白菜漬けと高菜漬けなど)も登場し、和やかな雰囲気でお出迎えさせて頂きました。
それぞれの方の心にしっかりと刻まれた音楽祭であったのか・・・そうであって欲しいと思っています。
今回の音楽祭の演奏者は角館の出身の方が多かったのですが、その中でもテノールの本田武久さんの「すずかけの道」という歌がとても心に残っています。本田さんは今39歳ですが、日々病と闘いながら、本当に力強く生きていらっしゃいます。
彼の後輩であって今回の音楽祭の出演者でもあるHa-jさん(嵐や数々のジャニーズのアーティストの作曲や編曲をされている方です)が、本田さんの為に曲を作り、後に本田さんが詩をつけたそうです。
ご自分が育った角館の風景を大切に、またご自分がどんなに多くの方に支えられ生きているかが淡々とそしてとても温かく表現されている曲です。その詩をご紹介します。
●「すずかけの道」 作詞 本田 武久 作曲・編曲 Ha-j
雪が解けて 芽吹く蕗のとう
春風に桜舞う ひのきない川
蛍が飛び交い かえるの鳴き声
夏の空 染め上げて 花火が散る
くじけそうになった時は
ふるさと 支えてくれるね
大切なもの かけがえのないもの
気がついた今日からは
生きてゆける
山の息吹 ※おやま囃子
懐かしいかけ声に 少年に帰る
くじけそうになった時に
仲間が そこに居たから
夜は明ける 季節はめぐる
またあしたに向かって
生きてゆける
このうたと一緒に
生きていこう
※おやま囃子 毎年9月に行われる歴史的お祭り 国の重要無形民族文化財指定