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自宅から和束町へと向かう時は,裏道で住宅街を華麗にスル―して,府道321号線でチャリダーを追い越しながら峠を超えて行くのが常套手段となっている.峠を下り切った先には,和束町の看板と壁の様なだんだん茶畑が出迎えてくれる.
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よく行く茶畑は,和束町のメインストリート,LAWSONのある白栖橋交差点を南下し,木屋峠の手前を童仙房方面へと東に向かって少し行った所にある.これまでにも何度も訪れているので,目新しい訳でないけれど,新芽の時期にやってきたのは,ほとんど無かったと思う.
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新芽の茶畑は,日光に照らされて,光り輝いているように見えた.早速,写真を撮って,撮った写真をカメラのディスプレイ上でプレビューしてみると,とてもいい感じになっていた.けれども,自宅に帰って,パソコン上でその写真を見ると,実際と少し違っていることに気付く.
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実際は,茶畑の葉,一枚一枚に生命が宿っており,それらが日光に照らされて躍動しているかのようだったのに・・・.そして,一見,緑色に見える葉の色も実際は,言葉で表現できないようなもっと複雑な色を呈していた.
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写真では力不足もあって,自分の見たままの茶畑を表現することができなかった,という事までかもしれない.ただ,人間の視覚に対して,その時の空間的要素や心情的要素だったりが,何か影響を与えていてもおかしくはないとも思う.
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そういう意味では,日常の心労から解放されて,ひとり晴れ渡る丘陵で,心地よい風を浴びながらでなければ,この時の茶畑の風景は味わえないような気がする.また来年,新芽の季節に訪れてみようと思う.そして,その時にはどんなことを思うのか,少し楽しみでもある.
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