11月上旬に尾鷲からシニゴー線で西へ向かう.シニゴー線は尾鷲から御坊まで全線を何度も走ったけど、一番好きなのは尾鷲~池原ダム区間だ.この区間は、交通量がほとんどないし、滝や鉄橋など見どころがたくさんある.
尾鷲からのひとまずの終着点である池原ダムの存在も大きい.堰堤が国道も兼ねているシニゴー線というのも面白い.そして、ダム湖の雄大な景観がすばらしく、わたしにとっては誰にも邪魔されない . . . 本文を読む
池原ダムに立ち寄るのは、決まって午前中の早い時間帯ばかりだ.その時間帯は、雲が多かったり、太陽の位置がまだ低くて空が白んでいることが多い.今回は、珍しく正午を過ぎた頃合いに池原ダムへ訪れた.
池原ダムの上空には雲ひとつない青空が広がっていた.あまりの開放感の気持ちよさに、滅多に立ち寄ることのない管理棟の屋上まで行って、のんびりと景色を眺めては、写真を撮ったりしてみた.
ここ最 . . . 本文を読む
10月末の朝のことだったと思う.市街地から山間部に入ると、辺り一面が白い霧で覆われていた.ピンロックシールドは劣化して役立たずなので、シールドを開いて走行しないと、前がほとんど見えないほどだった.
京都南部から奈良へ南下するにつれて霧はどんどん深くなり、室生付近でピークを迎えた.せっかくなので、トイレ休憩も兼ねて室生ダムへ立ち寄ってみた.用を足して身支度を整えていると、「幻想的で珍し . . . 本文を読む
鳥取県の琴浦町にある船上山ダムへ4年振りに再訪した.大山の北側の麓にある小さなロックフィルダムだけど、柱状節理で構成された船上山の立派な山容を一望することができる.山の名前は、山容が船底に見えることが由来らしい.
観光スポットは大山の西側や南側に多くのあるので、大山の北側にある船上山周囲は交通量も少なく、静かなのがいい.堰堤の正面には船上山がそびえ立つ.貸し切り状態の堰堤でしばらくの . . . 本文を読む
ブログを少しの間、放置している間に10月も中旬になってしまった.朝晩は涼しくなってきたけれど、日中は気温が30℃近くまで上がる始末だ.今年は秋っぽさを感じないまま、冬に突入してしまうのだろうか.
三重県は名張市にあるひなち湖も10月だというのに青々としている.ここ最近は暑さだけでなく、台風や雨の影響もあって、オートバイで遠出ができなかった.日帰りのショートツーリングばかりで、休憩がて . . . 本文を読む
ダムの記事と言えば、池原ダムや七色ダムばかりなので、たまには他の貯水池について書き残しておきたいと思う.今回、取り上げるのは奈良と三重の県境である高見峠の東にある蓮(はちす)ダムだ.蓮ダムは深い峡谷の中腹に水瓶をかかえている.
この辺りはダムがあるとは思えないほどの大峡谷なのだけど、山を駆け上っていくと、大きな空間が口を開き、その先にダム湖が広がっている.時折、釣り人の往来がある池原 . . . 本文を読む
梅雨明けの池原ダムは、直射日光と堰堤のアスファルトからの照り返しによるダブルパンチで体感温度は危険なレベルに達している.この暑さゆえに、当然かもしれないが、ダムに人影は一切見当たらない.
頭から足の先まで汗でびっしょりだけど、ここまで来ると逆に気持ちが吹っ切れて、池原ダムで少しだけゆっくりしていくことにした.ちなみに堰堤は国道のシニゴー線だが、現在、尾鷲間で土砂災害により通行止めとな . . . 本文を読む
熊野の神川町で少し早めの桜を愛でた後は、すぐ北にある七色ダムに立ち寄る.最後に七色ダムに訪れたのはいつだろう.七色ダムの勇姿がとても懐かしく見えた.そして、黄緑色のもこもことした樹木が春目前を感じさせる.
七色ダムに立ち寄ったら、兄貴分の池原ダムにも足を運ばない訳にはいかない.ここ最近は春の嵐で雨がたくさん降ったはずだが、水瓶の水量は意外にも少なかった.池原ダム湖畔には所々に桜と思わ . . . 本文を読む
2023年の夏は本当に暑くて.9月末の最後の日まで蒸し暑くて辛かった.そんな9月の終わりごろ,オートバイを池原ダムから尾鷲まで走らせた.池原ダムの勇姿はまだ青々としていて,秋の気配はちっとも感じなかった.
山の中をオートバイで走っていると,メッシュジャケットを通してひんやりした空気が肌に触れて気持ちがいい.それでも、ひとたびオートバイを停めて写真を撮っていたりすると,じんわりと汗が出 . . . 本文を読む
上北山村からサンギリ線を進めば,R169を迂回してR425へ接続することができる.R169は交通量が少ないとはいえ,自動車の隊列に引っ掛かてしまうことが多いので,サンギリ線はちょうどいいショートカットコースだ.
とはいえ,行きつく先はR425のど真ん中,坂本ダムなのでまわりにあるのは大自然だけであることを承知しておかなければならない.自販機はもとよりトイレもないので,サンギリ線を進む . . . 本文を読む