星空が広がるほど暗いうちから尾鷲港に待機し,もう1時間くらい経っただろうか.ようやく明るくなり,佐波留島の上空付近がきれいに焼けてきた.日の出までもうあと少しだ.太陽はどこから昇ってくるのだろう.
すると急に佐波留島の中央部分,少しへこんだところの空が強烈に光りだす.太陽はもしかすると佐波留島の下から昇ってくるのかもしれない.波止場にいる釣り人たちは特等席で日の出を見ることができるの . . . 本文を読む
ここ最近,真夜中に目覚めてから寝付けないことがある.ところがツーリングの時はこれが功を成す.そんなわけで,早朝の4時台に尾鷲港へ立ち寄る.もちろん,こんなに早い時間の尾鷲港は初めてだ.日曜の朝だけど,尾鷲漁港は暗いうちから漁師や釣り人たちで賑わっていた.
早朝の尾鷲港は紫がかっていて,とても美しかった.ところがまだ暗いので,写真をいつものように撮ることができない.ISO感度をガンガン . . . 本文を読む
尾鷲市は日本列島の東側に位置しているので,日の出は拝めても日の入りは見ることができない.とは言え,尾鷲の夕景もなかなか捨てたものじゃないと思う.夕刻になると,空がほのかにピンク色になり,海が空の色をそのままに映し出す.
尾鷲漁港から尾鷲湾の南側に位置する大曽根浦漁港へとオートバイを走らせる.昼間たくさんいたはずの釣り人たちはもういない.そして,太陽は尾鷲湾の背後にそびえる紀伊山地の下 . . . 本文を読む
早朝は和束町で日の出を見て,日中は紀伊半島の熊野や尾鷲をめぐる.そして,夕方くたくたになって和束町まで戻ってくると,夕日に照らされた町並みが出迎えてくれた.ちょうど安積親王陵墓まで山の影が伸びていた.
所々にある田んぼが黄緑色に輝いているのがきれいだった.もうすぐ収穫の時期かもしれない.実りの秋ということで,まだまだ暑い日が続いているけれど,もうすぐ寒くなり,あっという間に2022年 . . . 本文を読む
英虞崎と楯ヶ崎の散策を終えたあとは,オートバイを少し南に走らせて,二木島湾と英虞崎を一望できる太郎坂広場のベンチに腰掛けて休憩する.楯ヶ崎は行きよりも帰りの方がきつい.特に最後の阿古師神社から国道までの上り坂が堪える.一気に登ると雫のような汗が流れてくる始末だ.
太郎坂広場は煌々と輝く朝日で暑くて仕方ないけれど,水分補給しつつ疲れた体を癒してやる.先ほどまでいた英虞崎先端をズームレン . . . 本文を読む
英虞崎の散策を終えたら,いよいよ楯ヶ崎との半年振り,3回目の再会だ.半年前は日中だったが,今回は朝早くの訪問だ.太陽はまだ低い位置にあって,薄雲を通して眩しいばかりの輝きを見せている.そして,太陽のすぐ下には黒いシルエットの楯ヶ崎がそびえ立っていた.
迫力は相変わらずで楯ヶ崎に圧倒されながら見入っていると,ちょうど漁船が楯ヶ崎の前を通過していく.あの大きさの船から楯ヶ崎を見た場合,下 . . . 本文を読む
コロナ禍も3年目が過ぎようとしていて,誰しもがおなじだと思うけれど疲弊した感がないことはない.パワーが欲しい.ということで,夜明けの尾鷲港からひた走り,二木島湾の北端にある英虞崎,そして楯ヶ崎を目指すことにした.
この日は9月末とは言え,連日のところ厳しい暑さが続ていて,早朝出発したものの楯ヶ崎遊歩道を歩くと大汗をかいてしまった.けれども無事に英虞崎の先端までたどり着くことができた. . . . 本文を読む
朝の5時ごろ,尾鷲港に立ち寄る.ちょうど夜明けの瞬間で,水平線付近は茜色に染まっているが,上空には濃紺色の空が広がっていた.日の出の瞬間も美しいけれど,夜明け前の濃紺色の空もすばらしいと思う.
尾鷲港の波止場には,朝から早くも大勢の釣り人たちが釣りに勤しんでいた.釣り人や佐波留島のシルエットが,茜色に染まった空にくっきりと映えて見えるのが美しかった.
茜色の空に浮かび上がる漁 . . . 本文を読む
前回記事の続きで,快晴の三重r778を走行したらぜひ立ち寄ってみてほしい場所がある.健康とゆとりの森という大きな看板が立っている分岐を進んでいくと,展望の丘へと続く遊歩道がある.尾鷲ヒノキが林立した緑の美しい道だ.
この日はまだ9月上旬ということでかなり蒸し暑い日だったけれど,尾鷲ヒノキの林立したこの道は日陰で海風も吹いていて,とても心地が良かった.かすかに香る尾鷲ヒノキの匂いもいい . . . 本文を読む
三重r778は,尾鷲市の3桁県道で尾鷲湾に沿って市街と九鬼町をつなぐ.とりわけ行野浦と九鬼間は,八鬼山を迂回して海沿いの絶壁を縫うように道が走っている.いわゆる険道だが,尾鷲ヒノキと海の眺望がすばらしいルートでもある.
この道については何度か記事にしてきたが,改めてこのルートの良さを紹介しようと思う.道中,随所で尾鷲湾を一望することができる.そして,尾鷲湾の南側に位置する桃頭島(とが . . . 本文を読む