昨年末の土砂崩れによる通行止めが解除されたR169だが、朝早く出発してもR169にたどり着く頃には自動車の隊列に巻き込まれてしまう.たまらずに、和佐又山トンネルの手前で大台ケ原線へエスケイプする.
さらに大台ケ原線から上北山村に抜ける辻堂山線へオートバイを走らせる.久しぶりに走る辻堂山線は、目線の高さに雲があって、涼しいと言うよりは、メッシュジャケットでは少し寒いくらいだった.
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和束町と京都南部の市街地を東西に結ぶ腰越峠.西側の峠の麓には無名だけど、立派な桜並木がある.桜の花がまるで大きな牡丹雪のような感じで、枝が風で揺れるとそのまま宙に舞ってしまいそうな気がした.
この道は和束町に行くたびに通っているけど、桜の季節が一番美しい.満開の頃合いに訪れることができたのは今年が初めてだと思う.そのまま素通りするにはあまりにも惜しいので、オートバイを停めて桜を鑑賞す . . . 本文を読む
和束町へのアクセスでいつも使っている峠道が,1月末の最強寒波襲来から2週間ほど雪が溶けずにいた.今回は3度目の挑戦になったわけだが,雪はきれいに溶けてなくなっていた.そういう訳で,約1か月ぶりの和束町だ.
朝の冷え込みはまだ強いけれど,太陽が昇ってしばらくすると暖かな日差しが降りそそぐ.畑には青菜の緑がまぶしく見える.もうすっかり,辺りは春の装いという風で,寒さをほとんど感じない.
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サンギリ線は,大台ケ原の南に位置する上北山村と坂本ダムをつなぐ舗装林道だ.R169が通行止めになったときは,上北山村と下北山村を繋ぐ貴重な迂回路でもある.ところが最近はR169が立派になりすぎて,サンギリ線の方が通行止めになっていることが多い.
そういうわけで,サンギリ線を走行するのはかなり久しぶりのことだ.ことさら紅葉の時期だと,最後に走ったのは3~4年前のことだと思う.紅葉の時期 . . . 本文を読む
9月上旬の朝早くのことだった.晴れたり曇ったり,天気が目まぐるしく急変していた.いつものように当てもなく早朝の三国越林道を走行していると,突然霧に包まれて辺りが徐々に白くなってきた.
珍しいことがあるもんだと,のんびり構えていると,霧なのか空なのか分からないけれど,頭上で太陽の光が飽和して眩しく輝き出す.すると,今度は太陽の光芒がサーチライトのような閃光を辺りに降りそそぐ.
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梅雨の中休み,久しぶりに晴れた休日.朝寝坊したわけではないけれど,すっかり出遅れてしまって,遠出はできそうもない.最近の大雨の影響が気になったので,和束町周辺の山道をパトロールがてら散策することにした.
和束町と宇治田原町を結ぶ奥山田射場線は,一部ウェットで石ころなどが散乱しているだけで,大雨による被害は特になかった.とはいえ,府道と並行している小川が,いつもの穏やかな流れと違って, . . . 本文を読む
国道から高尾谷方面へ分岐しているピストンの舗装林道を進んでいくと,高尾遊園地という廃墟が忽然と現れる.ここは,三重県熊野市の五郷町桃崎という所だが,この遊園地については調べてみてもほとんど情報は得られなかった.インターネットが普及する以前に廃園になってしまったのかもしれない.
廃墟マニアの間では,森の遊園地という名で知られている物件のようだ.廃墟の入口付近には,進入禁止のロープが張ら . . . 本文を読む
オートバイで出かけるときは、タンクバッグにツーリングマップルを仕込んで、信号待ちや休憩中にだいだいのルートを頭に入れてやる。そうやって、たいていは時間をロスすることなく、目的地にたどり着く。しかし、たまに頭の中で処理したルートが失敗することもある。
R163の新長野トンネル前を左折して、三重r42にスイッチしたはずだったが、道の様子が明らかにおかしい。道路の半分以上が落ち葉で埋め尽く . . . 本文を読む