2024年の夏も、下北山村にある池の平公園によくお世話になった.この公園は、ゴルフ場とサッカー場が併設されていて、駐車場のような広場にトイレと自販機があるので、池原ダムとセットで利用させてもらうことが多い.
コロナ禍も過ぎて、公園で休憩していると、どこからともなく、ゴルフをする人やサッカー少年たちの声が聞こえるようになってきた.そして、夏のこの時期は、公園にある池に蓮がきれいな花を咲 . . . 本文を読む
関西の超有名な道の駅、針テラスのある針町の少し北に萩町という美しい田園地帯がある.この萩町を南北に走る県道があって、紀伊半島を南下するときに、国道をなるべく使わない私は、この道を利用することが多い.
今年の夏は暑さに負けずにこの道をよく走った.そして、この時期は田んぼの稲穂が少し色付いてきた頃合いで、何と表現していいのかわからないのだけど、とにかく綺麗で思わずオートバイを停めてしまう . . . 本文を読む
殻池(からいけ)峠は、京都の和束町と宇治田原町を結ぶ3桁府道だ.高くそびえ立つ山林が日光を遮ってくれて、避暑にはうってつけの場所でもある.久しくこの道を走っていなかったけど、あまりの暑さに和束町からエスケイプしてきた.
府道の和束町側は和束川の支流が、道路と並行して流れている.樹木の木立と川の水の音で、辺りはマイナスイオンで溢れている感じだ.真夏でも本当に涼しくて、一気にクールダウン . . . 本文を読む
下北山村は上池原の奥地に石ヤ塔と言われる絶壁がある.この辺り一帯、大峡谷となっていて、狭くて路面の荒れた舗装林道が山の上方まで続いている.暗い路面には拳大ほどの石がゴロゴロと路面に転がっているので、すごく厄介だ.
視界は樹木で暗いため、大きな石に気付かず当たってしまえば、ハンドルを取られて谷底に落ちてしまう.そんなスリリングな道を慎重に上っていくと、石ヤ塔の展望所にたどり着く.最初は . . . 本文を読む
相津峠(三重r710)は三重県の飯南町と大台町を結ぶ三桁県道だ.この県道も前回記事にあげた染谷峠と雰囲気が似ている.ヒノキや杉が林立していて、昼間でも薄暗く、夏場はひんやりしていて気持ちがいい.
峠の北側も南側も九十九折れが続き、いわゆる、険道となっている.ただ、峠の尾根筋近くに唯一、視界が開ける場所がある.いつもここに来ると峠ではなく、こちらの展望のいい場所にオートバイを停めて休憩 . . . 本文を読む
奈良r28は、室生と高見山をつなぐショートカット県道だ.国道は交通量が多いので、もっぱらこの道を使って室生と高見山間を行き来している.スギやひのきが林立していて、日中でも薄暗いのが特徴だ.
真夏のこの時期は、背丈の高い樹木が日光を遮断してくれるし、ひんやりとした風が吹き抜けていて、わたしにとっては人馬共にクールダウンできる貴重な峠道でもある.道幅狭く、ウェットだけど、路面状態はそこま . . . 本文を読む
七里御浜海岸へ立ち寄った後は、時間もないのでR311ではなくR42を北上して、尾鷲港に立ち寄った.道中はものすごい暑さで、熱い空気の塊を割きながら走っているような感じだった.
尾鷲港では久しぶりにいつもの定位置に陣を取ることができた.ちょうど港の作業が一時中断しているような感じで、魚のおこぼれを貰おうとするカラスが大勢いた.尾鷲港のカラスはよく肥えていて、黒さがより強調されて見える. . . . 本文を読む
南海トラフ地震臨時情報が発令されてはいるものの.家でじっとしているのは性に合わないし、普段通りオートバイを走らせることにした.近場だけで済ませようと思っていても、気が付くと自然と南の方へ向かってしまう.
R169を南下して池原ダムに立ち寄り、ここで折り返そうという思いと熊野まで南下しようという思いがぶつかる.後者を選んだのは当然のことだが、お盆休みの七里御浜海岸は自動車の交通量も少な . . . 本文を読む
お盆休みの直前に九州の日向灘で大きな地震があり、南海トラフ地震臨時情報が発令された.わたしの住んでいる宇治市も対象地域に入っている.お盆休みには、泊りでツーリングに行こうと思っていた矢先の出来事だった.
とは言え、宿の予約をしていたわけでもないので、遠出のツーリングはやめることにした.それでもせっかくの休みなので、朝の涼しい時間帯からオートバイを走らせた.和束町はいつもとおなじで、茶 . . . 本文を読む
梅雨は明けたはいいが、今年の関西は例年に比べてものすごく暑い.気温よりも湿度の方がやっかいで、じめっとした暑さが体にまとわりつくような感じだ.じっとしているだけで、汗が滲んできて辛い.
そうは言ってもライフワークであるところのツーリングを中断するわけにはいかない.出発が遅れて距離を走れなくても、オートバイを動かすことに意義がある.そして、ツーリングの締めはいつも腰越峠と決まっている. . . . 本文を読む