串本町から熊野川町に出た後は,和歌山・奈良・三重の県境近くにある七色ダムへ向かった.県道からダムが見える定点スポットでいつものように休憩する.対岸にあるキャンプ場はよく利用させてもらったが,コロナ禍にあって休業が長いこと続ているようだ.
七色ダムから国道のワインディングロードを楽しみ,池原ダムへ.山深い紀伊半島の中にあって,ぽっかりと空いた人造湖の巨大空間が,周囲の景色を強調している . . . 本文を読む
荒船海岸を後にして,潮岬でサンセットを見ようとしたが,残念ながら夕日は雲に遮られて見えなかった.ちょうど真っ暗になる頃,橋杭岩の前にある宿へ到着し,一夜を明かした.翌朝,目覚めると外は厚い雲に覆われていた.
そして,どうやら海沿いは,小雨が舞っているようだった.雨が通り過ぎるのを待っているのは,ちょっと退屈なので,小雨が降る中,オートバイで宿を出た.朝の人通りがまばらな橋杭岩の前で, . . . 本文を読む
熊野から七里御浜海岸を走り抜け,新宮そして那智勝浦と順調に紀伊半島を南下して,荒船海岸までやってきた.荒船海岸の入口には,去年と同様に夜間から明け方まで通行規制を知らせる看板とゲートがあった.
夕暮れ時の荒船海岸は,風が吹いてなくて,海がとても穏やかだった.そして,この時間帯は,海岸線に自分以外は誰もいないようだった.海がとてもきれいで,写真を撮りながら,車道の終点まで行ってみること . . . 本文を読む
何か月振りだろう.久しぶりに一泊のツーリングに出かけてきた.行先は,慣れた紀伊半島の東海岸から潮岬までにした.泊りだと,時間を気にせずゆっくりできるのがいい.
奈良や三重の峠越えでは,気温が5℃前後とかなり冷え込んでいて,冬の到来を肌で感じ取る.そして,紀伊半島の海岸線に出ると,気温は15℃くらいあって,とても暖かだった.やっぱり,晴れた日の海はとても気持ちがいい.
尾鷲から . . . 本文を読む
紅葉の様子を見てみようと思い,自宅近郊の山までオートバイを走らせた.和束町の正法寺の紅葉は,残念ながらまだ始まっていなかった.和束町から童仙房へ行くと,總神(そうしん)寺の紅葉がちょうど見頃だった.
この辺りは標高が400~500メートルほどあるので,冷え込みが厳しいことから,紅葉の始まりが少し早いのかもしれない.まだ一部に青もみじが混じっていたけれど,鮮やかな赤もみじが目に眩しかっ . . . 本文を読む