貴重な梅雨晴れの日に,二年ぶりとなる南伊勢町へとオートバイを走らせた.古和浦のニラハマ展望台と八柱神社を訪れた後は,同じく南伊勢町の方座浦にやって来た.ここも典型的なリアス式海岸で,太平洋をほとんど望むことができない.この辺り一帯の独特の風景であり,またそれがよいのだと思う.
この日は夏日で,オートバイから降りて,じっとしているだけで汗が滲んでくる暑さだった.自販機で冷たい炭酸水で喉 . . . 本文を読む
梅雨晴れに恵まれた南伊勢町の古和浦漁港.古和浦湾はリアス式海岸となっていて,漁港のある場所からでは,太平洋を見ることができない.そして,湾口が狭いために,漁港には全くと言っていいほど,波が立っておらず,とても穏やかだった.
この古和浦漁港のすぐ後ろに,八柱神社がある.氏神様にお参りしましょう,という紫色ののぼりが立っていた.境内の方は,小高い樹木に囲まれ,涼しげに見えたので,参拝する . . . 本文を読む
貴重な梅雨の晴れ間,ノープランで長距離を走るには,何度か行った所でないと日帰りは厳しい.そう言う訳で,久しぶりに三重県の南伊勢町まで行って,海を見ることにした.
早朝に自宅を出て,奈良を南下してからR166で高見峠を越えて,R422の峠までノンストップでやってきた.峠には湯谷不動尊が祀ってある.ここは昔から,吉野・伊勢・紀州を結ぶ主要路線だったようだ.湯谷不動尊は,一度,旅人の火の不 . . . 本文を読む
束の間の梅雨晴れとなった,ある休日.早朝から蒸し暑かったけれど,この日を逃すと,次にオートバイに乗れるのは8月になってしまうかもしれない.目的地をどこにしようと考えながら,オートバイを走らせた.
いつもの様に京都f62で犬打峠を越えて,和束町入りした.白栖橋交差点を南下して,木屋峠手前の杣田というところで,青田と茶畑が素晴らしい景色を見せてくれた.
雲ひとつない快晴の下,辺り . . . 本文を読む
とある休日,雨上がりの午後.オートバイの走行距離が,ある節目を迎えようとしていた.せっかくなので,エンジンオイルにフィルター,ブレーキパッドなど消耗品の交換を済ませることにした.
滝のような汗を流しながら,交換作業を終えた後は,試走も兼ねて和束町へとオートバイを走らせた.宇治田原町側から,京都f62で犬打峠を越えて, 鷲峰山線へと向かった.
雨上がりの山道では,雨でしっとりと . . . 本文を読む
飛鳥神社で参拝を済ませた後は,尾鷲港を目指して,R311を北上した.尾鷲市街へ近づくにつれて,雲が増えてきた.山道にて,ヘルメットのシールドには,雨滴が付着し始めた.天気は,すっかり下り坂となってしまったようだ.
山道を走り終えて,三月上旬以来となる尾鷲港へやって来た.雲の間から薄日が射していたが,曇天模様の下,尾鷲港には重苦しい雰囲気が漂っていた.
尾鷲港に訪れるときは,決 . . . 本文を読む
賀田湾の海岸にある常緑樹林が密集した場所は,飛鳥神社という神域だった.神社の入り口から,樹木が密集している.そして,樹木の大半は,幹回りの太い巨木で占められているようだ.参拝も兼ねて,神社を散策することにした.
この神社は,新宮市にある阿須賀神社の末社として,創建されたそうだ.明治四年頃までは,阿須賀大明神と呼ばれていたという.神社の棟札には,1638年の記録で,七百年ほどの古宮なり . . . 本文を読む
自粛期間中は他府県を跨ぐ移動が制限されていたので,長距離を走る感覚を取り戻すため,四ヵ月ぶりに紀伊半島へ南下した.池原ダムと七色ダムを訪れた後は,熊野市街へと抜けて,R311で海岸線を北上することにした.そして,波田須町の海岸線にやってきた.久しぶりに見る熊野の海だった.
北上を続け,楯ヶ崎のある二木島湾の甫母町で一休みすることにした.目に入ってくる全ての風景が,とても懐かしく見える . . . 本文を読む
緊急事態宣言が解除されたとは言え,自粛期間中にすっかり体が怠けてしまった.オートバイの調子はいいので,人間の方のリハビリのために,久しぶりに南の方までオートバイを走らせることにした.朝暗いうちに家を出て,R169をひたすら南下して,上北山村にやってきた.ここに来るのは,四ヵ月ぶりだ.
久しぶりに走るR169は,交通量の少ない時間帯ということもあって,気持ちよく走行することができた.そ . . . 本文を読む