夏から秋にかけて天気が良くなかったこともあって、しばらくの間、ご無沙汰していた波田須海岸.いつも真っ青な熊野灘とともに出迎えてくれる徐福の宮のまあるいクスノキ、の姿はなくなっていた.
内心、驚きを隠せないまま、徐福の宮の真下まで行ってみると、クスノキは枝がきれいに刈られている状態だった.何か理由があってのことだと思うけど、いろいろと調べてみて回っても有力な情報は得られなかった.
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桜の季節の鬼ヶ城は、常緑樹林に交じってピンク色の桜が咲き乱れていて美しい.けれど、鬼ヶ城周辺はいつも以上に混雑している.鬼ヶ城の桜は遠目から見るだけで満足だ.混雑から逃げるようにして、大泊海岸から交通量の少ないR311を北上していく.
大泊海岸から静かな東紀州の海岸線を北上し、最初にたどり着くのは波田須の海岸だ.桜の季節の波田須は、今回訪れたのが意外にも初めてだったけど、少し来るのが . . . 本文を読む
前日の夜に明日は日の出を見ようと,楽しみにして寝たはずなのに,夜中に星空を撮ったこともあり,わたしとしては珍しく朝寝坊してしまった.急いで宿を出て,オートバイを波田須海岸へと走らせるも,太陽はすでに水平線の上に顔を出していた.
こんなこともあるさと自分に言い聞かせ,波田須海岸で一日の始まりを楽しむことにした.過去にも波田須海岸でこんな感じの日の出を見たことがあるけど,その時と違って今 . . . 本文を読む
七里御浜海岸の波打ち際で海を眺めると,夏の時期は当然,汗だくになってしまう.いつも慌ててオートバイを北に向かって走らせる.そして,ちょうど体をクールダウンできた頃合いに波田須の海岸へたどり着く.
暑いのは覚悟で,ひさしぶりに徐福ノ宮のクスノキの下まで行ってみることにした.ちょうど木陰があったので,熱々になってしまったオートバイを停めて冷やしてやる.上から観るクスノキもいいけど,下から . . . 本文を読む
2022年の8月はコロナウイルスの第7波と悪天候のワンツーパンチにより,悪夢を見ているような30日間だった.まとまった休みが取れたお盆休みも,まともに晴れたのは1日だけだった.その8月も終わり,2022年も残すところあと4か月になってしまった.
今だ不穏な天候が続いているけれど,お盆休みの唯一晴れた日に訪れた熊野の波田須海岸の写真を見ながら記憶を辿っていくことにしよう.あの日の海沿い . . . 本文を読む
今年は本当に寒い.2月の半ばを過ぎても,まだ冷え込みが強い.そういう訳で,山道をパスして,伊勢自動車道を経由し熊野まで行ってきた.尾鷲北で自動車専用道路を下りて,青一色の熊野灘を見ながらR311をひた走り,徐福の宮がある波田須までやってきた.
海までやってきたのは,約2か月振りだ.前回来たのは,コロナウイルスが第5波の後,小康状態を保っていた12月中旬のことだった.あの当時は,まさか . . . 本文を読む
熊野市の宿で一晩を過ごし,夜明け前に波田須町へと向かった.行先はもちろん,徐福の宮が見える海岸だ.そこで,日の出を見ることにした.ところが,現場に行ってみると,水平線の先には雲がたなびいていた.
日の出の時刻,6時頃を過ぎると,雲の上の辺りが紅色に染まり始め,急に明るくなってきた.そして,一日の始まりを喜ぶように,きれいな笛の音のような鹿の鳴き声がどこからともなく聞こえてきた.
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三重県は熊野市の熊野灘に面した傾斜地に波田須(はだす)町といって,集落が点在している.地理的には,獅子岩のある七里御浜と楯ヶ崎の中間に位置している.海岸線を走るR311から,熊野灘と集落の一部を見渡すことができる.
熊野灘の青い海がとてもきれいで,波田須町の前を走るときは,決まってここで景色を眺めながら休憩することにしている.そして,海の他に目につくのは,大きくてまあるいクスノキだ. . . . 本文を読む