梅雨明けの池原ダムは、直射日光と堰堤のアスファルトからの照り返しによるダブルパンチで体感温度は危険なレベルに達している.この暑さゆえに、当然かもしれないが、ダムに人影は一切見当たらない.
頭から足の先まで汗でびっしょりだけど、ここまで来ると逆に気持ちが吹っ切れて、池原ダムで少しだけゆっくりしていくことにした.ちなみに堰堤は国道のシニゴー線だが、現在、尾鷲間で土砂災害により通行止めとなっている.
閑話休題.堰堤の後ろ側の山には、平成の森というコテージがあって宿泊できるようになっている.堰堤の下にもバンガローやキャンプ場があって、いつもなら何処からともなく人の笑い声が聞こえてくるのに、この日の池原ダムはしんと静まり返っていた.
いつかは自分も池原ダムの直下でキャンプをしようと思っていたけれど、コロナ禍によって嗜好が変わってしまったようで、それきりになっている.涼しくなったら、もう一度検討してみようと思う.夜の池原ダムを見る機会もキャンプ以外にはない.
そんなわけで池原ダムに立ち寄ると、あまりに静かなので思考実験に熱が入ってしまって、つい長居してしまう癖がある.オートバイに跨ると、思わず声が出るほどにシートが熱くなっていた.
下記のURLに詳細が載っていました.
https://kinarinosato.net/staying-plan/rider-plan
涼しくなったら、利用してみたいと思っています.