オートバイで旅して観たモノの記録

 Ôtobai de tabi site mita mono no kiroku.

走り納め

2022年12月30日 | 和束町~茶源郷~
 2022年12月30日金曜日の朝,寒いけれどよく晴れて大気が澄んでいた.ガソリンスタンドで満タンに給油してやって,タイヤの空気圧も調整してやる.機嫌のよくなったオートバイで,走り納めに和束町へ向かうことにした.  いつものように和束町を一望できる腰越峠のタイトコーナーで,今年最後の和束町定点撮影を行う.紅葉した木々は葉を落とし切ったようで,すっかり冬の装いの和束町だった.さて,今日はど . . . 本文を読む

2022年

2022年12月25日 | 尾鷲
 2022年もあと7日,事故やケガもなく無事に年を越せそうだ.2022年はいいこともあったけれど,悪いニュースの方が多かったように思う.とはいえ,オートバイでの旅では尾鷲を拠点にして,新しいことがたくさんあって充実した一年だった.この一年を簡単に振り返ってみたい.  まず年明けから春先にかけては,熊野古道の峠を練り歩いた.古道は霊験あらたかな雰囲気にあって,緑深く新鮮な空気がコロナ禍で疲 . . . 本文を読む

茶源郷遠景 12月

2022年12月24日 | 和束町~茶源郷~
 本格的に寒くなりだしてから,休日は天気に恵まれず,ほとんどオートバイに乗れていない状況が続いている.寒くて仕方ないけれど,晴れ間のある日に和束町までオートバイを走らせた.  寒い中,オートバイを走らせるだけの価値があった.真冬の和束町の景色がとてもきれいだった.そして,所々に紅葉した木々があって茶畑がすこし賑やかに見える.あともう少しすれば,紅葉した木々たちも落葉してしまうだろう. . . . 本文を読む

山に雪が積もった日

2022年12月18日 | 和束町~茶源郷~
 晴れた休日,前日に降った雨が山道のアスファルトを凍らせていた.峠の麓で融雪剤を撒いている方がいて,この先凍っているから気を付けるようにと声をかけていただいた.腰越峠を恐る恐る越えて和束町入りすると,山が雪をかぶっていた.  雪を被っている山はごく一部だけれど,暖かな京都南部の和束町で,山に雪が積もるのはかなり珍しいことだと思う.雪が積もった和束町の山を写真に撮れたのは初めてだ.それにし . . . 本文を読む

腰越峠より茶源郷

2022年12月10日 | 和束町~茶源郷~
 この時期なると日の出の時刻が遅くなっても,ベッドから抜け出す時刻も遅くなってしまう.太陽が和束町の背後にある三ヶ岳から出てくる瞬間をとらえられない日が続いている.朝寝坊したある休日,腰越峠のタイトーコーナーにて幻想的な風景に出会った.  和束町は深い朝もやに包まれていて,太陽の光が差し込んでいる辺りだけ黄色味がかって見えた.太陽は昇ってしばらくしても,まだオレンジ色の淡い光を降りそそい . . . 本文を読む

沖見平

2022年12月04日 | 熊野古道
 荷坂峠道の沖見平へ立ち寄る.沖見平には地元有志の方が設置してくれた木製のベンチが3つあって,休憩できるようになっている.ここまで登ってくると,さすがに少し汗ばんできたのでジャケットを脱ぎ捨てる.  沖見平からは紀伊長島方面の海を一望することができ,長島港の防波堤が見える.ところで,さっきまでいい感じで晴れていたのに,沖見平に着いた途端に曇ってしまった.天気予報では晴れのはずだったのに. . . . 本文を読む

荷坂峠道

2022年12月03日 | 熊野古道
 荷坂峠道は三重県の大紀町と紀北町をつなぐ熊野古道だ.紀北町側の登り口手前には,猪垣が残っている.そして,初冬と言えども,紀伊半島の青々とした樹木が印象的なとても気持ちのいい道だ.  荷坂峠は西側にあるもうひとつの熊野古道,ツヅラト峠と違って勾配は緩いと言われている.当時,重い荷物を背負っても越えられることから,荷坂峠と呼ばれるようになったらしい.そして,江戸時代の街道整備によって,荷坂 . . . 本文を読む