【目次 : 八鬼山越え】①序章, ②七曲がり, ③桜茶屋一里塚~九木峠, ④荒神堂~八鬼山峠, ⑤さくらの森広場, ⑥江戸道,十五朗茶屋まで, ⑦終章, ⑧エンドロール
八鬼山越えのその後について,少しだけ触れておきたい.三木里町の国道に合流した後は,へとへとになりながら,三木里駅を目指して歩くていく.駅まで1キロメートルほどだが,疲れ切った体にはとても長くて辛い距離だった.それでも,どう . . . 本文を読む
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八鬼山峠道もいよいよ終わりが近い.十五朗茶屋跡から急坂の下り道,槍かたげを順調に進んでいく.足の付け根周りの鈍痛が,酷くなってきていて,ちょっと歩きにくさを覚える.膝は相変わらず笑っている状態が続いている.
そして . . . 本文を読む
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八鬼山峠の頂上からさくらの森広場へ行き,昼食も含めて30分ほど休憩した後は,三木里町の海を目指して下って行くことになる.尾鷲側の石畳の道と違って,峠から南側の江戸道には落ち葉がどっさり堆積している.
写真では伝わら . . . 本文を読む
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尾鷲市側から八鬼山峠道を登り,ついに峠にたどり着く.峠から江戸道を道なりに進んでいくと,さくらの森広場へ続く道が分岐している.熊野灘の眺望がすばらしいというので,少しだけ寄り道することにした.今思えば,この辺りから落ち葉の . . . 本文を読む
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九木峠で少し休憩した後は,八鬼山峠に向かって一気に歩き出す.そして,九木峠から急に木漏れ日が差し込むようになり,辺りの雰囲気が急に変わる.峠まではあと700メートル弱だ.
九木峠から10分ほど歩くと,正面に荒神堂の . . . 本文を読む
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八鬼山峠道の難所,七曲がりは無事に通過したけれど,八鬼山峠まで上り坂がまだまだ続く.山頂に近づくにつれて,苔の緑がより一層深くなっていくような気がした.目の前に広がるのは,神秘的な緑色の世界だ.
しばらくすると,桜 . . . 本文を読む
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八鬼山峠道を登り始めて,向井バス乗り場から2630メートルのポイントへやってきた.ここは,ちょうど八鬼山林道と交差する場所で,R311の八鬼山トンネル付近に当たる.峠まで,まだまだ先は長い.
時刻は8時をまわり,峠 . . . 本文を読む
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熊野古道伊勢路において,かつての巡礼者たちに西国第一の難所と言われたのが八鬼山峠道だ.八鬼山自体の標高は,647メートルと大して高くないものの,熊野古道センターから三木里駅まで約10キロメートルで5時間ほど要するという.
. . . 本文を読む
尾鷲市は熊野灘に面し,背後を高い山々で囲まれている.海から湿った空気が入ってくると,山間部で雨雲が形成されることになる.そのため,尾鷲は降水量がとても多いことで知られている.とはいえ,わたしは基本的に雨予報の時は,オートバイに乗らないので,雨の尾鷲を知らなかった.
とある朝,尾鷲市のホテルで目覚めると,雨が降っていた.いつもはくっきり見えるはずの八鬼山や周囲の山が,雲や霧で真っ白に覆 . . . 本文を読む
尾鷲市街から九鬼へ抜ける時,R311の八鬼山トンネルを使わずに,大曽根浦を経由して三重r778で迂回していくことがある.いわゆる険道だが,尾鷲湾を一望できる素晴らしい道だ.ところで,いつもスルーしていた舗装林道の分岐の先にある健康とゆとりの森へ行ってみることにした.
舗装林道を一気に駆け抜けていくと,ちょっとした駐車スペースのような広場があって,そこから先にハイキングコースのような道 . . . 本文を読む