太郎坂広場はR311の高台から二木島湾を一望できるビューポイントだ.看板には二木島湾を望む朝日のビューポイントと謳ってある.一度だけ、早朝に訪れたことがあったけど、まだこの場所で日の出を拝んだことはない.
山の影が迫りつつある、夕刻前の二木島湾もなかなかいいと思う.夕刻前は、交通量が一段と少なくなり、辺りはしんと静まり返っている.初冬の二木島湾は、寒くなければ、暖かくもない絶妙な気温 . . . 本文を読む
三重r151は、三重県の大紀町と度会町を結ぶ3桁県道の峠道だ.度会町側は狭路だが九十九折れはほとんどなく、フラットなストレートが続く.道の両脇には樹木が林立していて、直射日光から守ってくれる.
そして、この道の一番の特徴と言えば、眼下に流れる宮川の支流、一ノ瀬川だ.透き通った水が涼し気な音を立てながら、流れていく.川のすぐそばまで行けるポイントが何か所かあって、避暑には持って来いの場 . . . 本文を読む
下北山村は上池原の奥地に石ヤ塔と言われる絶壁がある.この辺り一帯、大峡谷となっていて、狭くて路面の荒れた舗装林道が山の上方まで続いている.暗い路面には拳大ほどの石がゴロゴロと路面に転がっているので、すごく厄介だ.
視界は樹木で暗いため、大きな石に気付かず当たってしまえば、ハンドルを取られて谷底に落ちてしまう.そんなスリリングな道を慎重に上っていくと、石ヤ塔の展望所にたどり着く.最初は . . . 本文を読む
2024年の梅雨は大雨が多かったけれど、ようやく明けてくれた.これからは土日の両方ともに晴れてくれれば、一泊ツーリングでもして、どこか遠くに行けたらいいなと思う.関西の夏が暑いのにも、もう慣れてしまった.
そんなこんなで梅雨明け一発目は、汗でぐっしょりとなりつつも、錦湾を一望できる三重県大紀町の塩浜山村広場へと向かった.紀伊半島を代表するリアス式海岸の風景は、やっぱり夏の時期が一番だ . . . 本文を読む
七夕の日だったか、梅雨の晴れ間に熊野まで足を伸ばした.この日は気温が35℃を越える真夏日で、オートバイで走るにはしんどいコンディションだった.それでも梅雨空ばかりの日が続いていたので、快晴の熊野は最高に気持ちがよかった.
英虞崎が見える二木島町手前の道端にオートバイを停めて、いつもと同じように定点撮影を行う.英虞崎先端をズームレンズで、きれいに撮ることができた.そして、スロープと柱状 . . . 本文を読む
このブログでは快晴の日の風景ばかりを記事にしているので、雨の日は走ってないと思われているかもしれない.実のところ、オートバイはツーリンだけに使っていて、新しいオートバイに乗り換えて1年経つが、走行距離は1万7千キロメートルを超えた.
そんなわけで、天気の悪い日もツーリングはしているけど、撮れ高がないだけのことだ.とは言え、今年の梅雨は晴れ間がなくてオートバイに乗れない日が続く.ブログ . . . 本文を読む
ここ最近は紀伊半島ツーリングと言えば、尾鷲・熊野ばかりで七里御浜海岸から南には久しく行っていない.ということで、ひさしぶりに串本まで立ち寄ってみた.道の駅 橋杭岩は車中泊車でごった返していたので、静かな橋杭港へオートバイを停める.
橋杭港は釣りが禁止されていることもあって、朝の早い時間帯であれば橋杭岩や串本の景色を独り占めできる.朝日で白く輝く建屋は、最近になって名称が変わったホテル . . . 本文を読む
2024年のみどりの日は、七色峡の上北山村からほど近くにある丸山千枚田にも訪れた.丸山千枚田を再訪するのは、おそらく数年振りのことだと思う.久しぶりの丸山千枚田は、みどりの日に相応しく緑の世界だった.
田んぼには水が張られていたが、田植えはまだこれから先という感じだった.田んぼの畦道に生い茂っている雑草が、緑の主役として辺り一面を明るい緑色に染めていた.新緑の丸山千枚田は稲がなくとも . . . 本文を読む
2024年のみどりの日は、雲ひとつない素晴らしい天気に恵まれた.前日、みどりの日に七色ダムへ訪れたときの記事を参照することがあって、無性に七色ダムに行きたくなり、七色峡までオートバイを走らせた.
天気は最高で、透き通るような青空だった.その上、暑くも寒くもなく、ツーリングには最高のコンディションで久しぶりに胸のすく思いがした.七色峡は、三重県と和歌山県の県境となる北山川に沿って展開さ . . . 本文を読む
早朝の賀田湾は、日の出の時刻を過ぎてもリアス式海岸なので、太陽が山の上を昇ってくるまでの間、薄暗い時間がしばらく続く.静かな水面には、いろいろな方向から振幅の小さな波ができている.
小さな波の正体は、釣り筏へと釣り人を送り届ける小さな漁船だった.沖合に浮かぶ大きな黒いシルエットは、ガット船という工事用資材を輸送する作業船だが、昨日の夕方からずっと同じ位置に停泊している.
早朝 . . . 本文を読む