10月末ごろまで暑かった関西も、ついに冬の寒さがやってきた.ついうっかり秋装備で出掛けてしまって、寒さに震えながら、ようやくの思いで尾鷲港にたどり着く.温暖な尾鷲も冬らしく、冷たい風が吹きつけていた.
ところで、尾鷲港の生き物といえば、トンビだけど、今回の記事の主役はサギだ.サギはトンビと違って、単独を行動を取っていることが多い.港にオートバイを停めて休憩していると、護岸の前に浮かん . . . 本文を読む
今年もついに初冬がやって来たということで、尾鷲港で朝陽を楽しむことにした.太陽は、桃頭島のやや東の雲上から顔を出してくれた.10月の上旬ごろであれば、佐波留島の上から太陽が昇るのを見れるはずだけど、天気や私用の都合で今年も時期を逸してしまった.
時期を逃したとはいえ、朝陽につつまれた尾鷲港は、金色に染まって見えるのが美しい.およそ1年振りとなった尾鷲港での朝陽は、やはり別格だ.日常生 . . . 本文を読む
久しぶりに好天に恵まれた熊野灘を南から北へ移動していると、寄り道も多く、やたらと写真を撮るため、尾鷲市の梶賀で日没を迎える.紀伊半島の東海岸は山中海岸になっているので、日の入りが体感、少しだけ早い.
そして、ここは東紀州ということで、水平線に沈む太陽は地理的に見ることができない.とは言え、日没間際は、オレンジ色にグラデーションがかった空が美しい.さすがに少し冷えてきたけど、まだ宿へ急 . . . 本文を読む
太郎坂広場はR311の高台から二木島湾を一望できるビューポイントだ.看板には二木島湾を望む朝日のビューポイントと謳ってある.一度だけ、早朝に訪れたことがあったけど、まだこの場所で日の出を拝んだことはない.
山の影が迫りつつある、夕刻前の二木島湾もなかなかいいと思う.夕刻前は、交通量が一段と少なくなり、辺りはしんと静まり返っている.初冬の二木島湾は、寒くなければ、暖かくもない絶妙な気温 . . . 本文を読む
波田須海岸のシンボル、徐福の宮のクスノキが姿を変えてから、2度目の訪問.まあるいクスノキがないことに、やっぱり違和感を覚える.ただ、枝葉が伐採されたことで.鳥居はもちろん、徐福の墓まで見えるようになっている.
まだ見慣れない徐福の宮だけど、晴れ渡った空に広がる熊野灘は、真っ青で本当に美しい.こんなに気持ちよく晴れた日に波田須海岸へ訪れたのは、いつ以来のことだろう.海岸に山の影が迫って . . . 本文を読む
熊野の山間部を走って肌寒くなってしまったら、山を下りてきて七里御浜海岸へ行けばいい.海岸へ着いてしばらく経つと、上着を着ていられないほどに、体中がぽかぽかしてきて、暖かいというよりむしろ暑いくらいだ.
11月にもなると、七里御浜海岸で遊ぶ人の数は少なくなるけど、皆半袖姿で楽しそうに動き回っている.関東出身で山沿いばかりを走り回っていた自分からすると、11月で半袖姿というのは信じ難い光 . . . 本文を読む
池原ダムに立ち寄るのは、決まって午前中の早い時間帯ばかりだ.その時間帯は、雲が多かったり、太陽の位置がまだ低くて空が白んでいることが多い.今回は、珍しく正午を過ぎた頃合いに池原ダムへ訪れた.
池原ダムの上空には雲ひとつない青空が広がっていた.あまりの開放感の気持ちよさに、滅多に立ち寄ることのない管理棟の屋上まで行って、のんびりと景色を眺めては、写真を撮ったりしてみた.
ここ最 . . . 本文を読む
ここ最近になって、朝の気温がぐっと下がって、冷え込みが強くなってきた.同時に日の出の時刻も遅くなってきて、日の出を拝むチャンスも増えることになる.朝型ライダーにとって、いい季節になってきた.
11月最初の休日、まだ暗いうちに自宅を出発して、オートバイを和束町へ走らせる.日の出には間に合わなかったけど、腰越峠のタイトコーナーから和束町の幻想的な風景に出会った.快晴の下、和束町には霧が立 . . . 本文を読む
10月末の朝のことだったと思う.市街地から山間部に入ると、辺り一面が白い霧で覆われていた.ピンロックシールドは劣化して役立たずなので、シールドを開いて走行しないと、前がほとんど見えないほどだった.
京都南部から奈良へ南下するにつれて霧はどんどん深くなり、室生付近でピークを迎えた.せっかくなので、トイレ休憩も兼ねて室生ダムへ立ち寄ってみた.用を足して身支度を整えていると、「幻想的で珍し . . . 本文を読む
京丹後市の網野町に夕日ヶ浦という砂浜に面した温泉街がある.町の雰囲気は昔ながらの温泉宿と言った感じがして、なかなかいい.この町の北側はリアス式海岸となっていて、山中海岸をワインディングロードが続く.
網野町の塩江と磯の境界となる七竜峠に「みどりの一里塚」という展望所兼休憩所のような広場がある.日没間際ということもあって、広場にはだれもいなかった.そして、強烈な西日がだれもいない広場に . . . 本文を読む