いよいよ1.7mの狭小区間に突入していく.辺りは日中でも薄暗く、堆積物がびっしりと路面を埋め尽くしている.この堆積物は、長年月をかけて集まってきたものだろう.この道を走るたびに堆積物の量が増えているよう思う.
そして、和歌山県ではツキノワグマが絶滅危惧の状態にあるらしいが、ここ勝浦町でも目撃情報がないではない.停車時はエンジンをかけたままにして、音が途切れないように気を付ける.
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橋杭港から一路、古座川方面へ向けてオートバイを走らせる.古座川から紀伊半島のど真ん中を南北に突き抜ける和r43という県道がある.古座川から北へ進んでいき、道の駅や民家をやり過ごすといよいよ山岳道路となり、辺りは新緑の緑で埋め尽くされる.
それに加えて、この道のいいところは、対向車とも後続車とも絶対に出会うことがないことだ.その理由は本当に簡単で、カーナビであれ地図であれ、この道の軌跡 . . . 本文を読む
ここ最近は紀伊半島ツーリングと言えば、尾鷲・熊野ばかりで七里御浜海岸から南には久しく行っていない.ということで、ひさしぶりに串本まで立ち寄ってみた.道の駅 橋杭岩は車中泊車でごった返していたので、静かな橋杭港へオートバイを停める.
橋杭港は釣りが禁止されていることもあって、朝の早い時間帯であれば橋杭岩や串本の景色を独り占めできる.朝日で白く輝く建屋は、最近になって名称が変わったホテル . . . 本文を読む
関西地方のゴールデンウィークの天気は、前半がずっと雨で、晴れたのは後半の4日間だけだった.前半は実家のある関東へ帰省し、後半に京都へ戻ってきた.後半からどこかへ遠征するわけでもなく、混雑知らずの京都・滋賀・伊賀の三県境をパトロールするに留まる.
行こうと思えば遠征はできたけれど、なぜか気がすすまなかった.11月に交換したばかりのタイヤがすり減っていたせいもあるけど、なぜか遠出するのが . . . 本文を読む
七里御浜海岸の鯉のぼりは、毎年、タイミングが合わなかったり、オートバイを停める機会がなかったりで、鯉のぼりの写真を撮ることができないでいた.いつもと同じように停車するか迷いながら、海岸の鯉のぼりを横目にオートバイを走らせる.
この日は5月5日のみどりの日で、胸のすくような青空に加えて、海から風が強く吹いていて、鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいた.こんな好条件はこの先そうないと思って . . . 本文を読む
2024年のみどりの日に関する記事は、和束町の風景で締めたいと思う.2024年のみどりの日、和束町もまた雲ひとつない晴天に恵まれた.新緑の季節の和束町は、一年で緑が一番きれいな時期だ.
腰越峠を少し下った先にあるタイトコーナーでオートバイを停めて、いつものように和束町の定点撮影を行う.新緑の季節の特徴と言えば、黒いシートを被った茶畑がよく目立つことだと思う.
この茶畑を覆う黒 . . . 本文を読む
2024年のみどりの日は、七色峡の上北山村からほど近くにある丸山千枚田にも訪れた.丸山千枚田を再訪するのは、おそらく数年振りのことだと思う.久しぶりの丸山千枚田は、みどりの日に相応しく緑の世界だった.
田んぼには水が張られていたが、田植えはまだこれから先という感じだった.田んぼの畦道に生い茂っている雑草が、緑の主役として辺り一面を明るい緑色に染めていた.新緑の丸山千枚田は稲がなくとも . . . 本文を読む
2024年のみどりの日は、雲ひとつない素晴らしい天気に恵まれた.前日、みどりの日に七色ダムへ訪れたときの記事を参照することがあって、無性に七色ダムに行きたくなり、七色峡までオートバイを走らせた.
天気は最高で、透き通るような青空だった.その上、暑くも寒くもなく、ツーリングには最高のコンディションで久しぶりに胸のすく思いがした.七色峡は、三重県と和歌山県の県境となる北山川に沿って展開さ . . . 本文を読む