関西の超有名な道の駅、針テラスのある針町の少し北に萩町という美しい田園地帯がある.この萩町を南北に走る県道があって、紀伊半島を南下するときに、国道をなるべく使わない私は、この道を利用することが多い.
今年の夏は暑さに負けずにこの道をよく走った.そして、この時期は田んぼの稲穂が少し色付いてきた頃合いで、何と表現していいのかわからないのだけど、とにかく綺麗で思わずオートバイを停めてしまう.
金色に輝く稲穂と、稲穂の葉が真夏の強烈な陽射しによって、透けて見えるのが美しい.最近は身近な自然が、以前よりもきれいに見えるようになってきた気がする.これも歳を順調に重ねてきた証かもしれない.
世間では米不足なんて報道もあるけれど、この萩町の田園を見ているとそんな話が嘘のように思えてくる.同時にこの萩町の田圃を見ていると、毎日何気なく食べているお米に対しても感謝の思いが強くなってきた.
そろそろ実りの秋ということで、黄金色に輝く萩町の田圃を楽しみにあともう少しだけ、暑さを我慢して待ちたいと思っている.
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