
紅葉の様子を見てみようと思い,自宅近郊の山までオートバイを走らせた.和束町の正法寺の紅葉は,残念ながらまだ始まっていなかった.和束町から童仙房へ行くと,總神(そうしん)寺の紅葉がちょうど見頃だった.

この辺りは標高が400~500メートルほどあるので,冷え込みが厳しいことから,紅葉の始まりが少し早いのかもしれない.まだ一部に青もみじが混じっていたけれど,鮮やかな赤もみじが目に眩しかった.

昼下がりの總神寺には,だれ一人おらず,静まり返っていた.そもそも,この辺りは交通量がとても少ないので,誰かと出会うことはまずない.他人に気を使うことなく,紅葉を楽しむことができる絶好の場所だ.

そして,この美しい紅葉をいざカメラで写真を撮ろうとすると,これがなかなか難しくて,いい感じの絵にならない.自分の技術が未熟なせいもあるけれど,目を通して見るのと,カメラを通して見るのとでは,全く違うことに気付く.

結局,小一時間ばかり,カメラを持って勉強することになってしまった.それでも,失敗作ばかりの中に何枚か,満足できるものがあったのでよしとしよう.和束町の正法寺の紅葉に向けて,いい写真が撮れるように勉強しておかないとね.

紅葉の季節がやってきたということで,2021年もあと2か月で終わってしまう.今年は,本当に時間が経つのを早く感じた.そして,休日の予定や天気の都合で,相変わらず遠出のツーリングが出来ないままでいる.
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