何か月振りだろう.久しぶりに一泊のツーリングに出かけてきた.行先は,慣れた紀伊半島の東海岸から潮岬までにした.泊りだと,時間を気にせずゆっくりできるのがいい.
奈良や三重の峠越えでは,気温が5℃前後とかなり冷え込んでいて,冬の到来を肌で感じ取る.そして,紀伊半島の海岸線に出ると,気温は15℃くらいあって,とても暖かだった.やっぱり,晴れた日の海はとても気持ちがいい.
尾鷲から国道311号線で海岸線沿いをのんびり南下する.久しぶりに見る楯ヶ崎 の先端.楯ヶ崎の柱状節理を見に行ったのは,2019年の初冬だったから,もう2年も前のことになる.ひさしぶりにまた行ってみようか.
そして,さらに海岸線を南下して,新鹿湾までやってきた.いつものようにここでトイレ休憩を入れる.当たり前だけど,透明度の高い海は健在で,真っ白な砂浜が目に眩しかった.夏のように青々とした常緑樹林が,季節を錯覚させるのだった.
波田須の徐福の宮が見える海岸線も相変わらずにきれいだった.ここは景色を見ているだけで,何も考えずにいつまでもいられる場所だ.尾鷲から波田須の海岸線は,本当に穏やかで静かなところがいい.
潮岬までは,まだ半分以上ある.紀伊半島の南下は,もう少し続く.
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