新しいオートバイで無事にリスタートを切ったけれど,まずは慣らし運転をしないといけない.回転数を気にしながら走ることになるので多少のストレスを感じながらも,これも新車ならではの楽しみだと言い聞かせながら,いつもの三国越林道の東屋を目指す.
最近の東屋は先客がいることが多く,立ち寄る機会が減っていたが,この日は大雨が降った翌日ということもあって誰もいなかった.前日の大雨で大気が洗濯されたのか,月ヶ瀬町の風景がクリアに見てとれた.長いあいだ工事中だったソーラーパネル群もついに完成に至ったようだ.
こんな感じで大気がクリアな時は中々ないので,ズームレンズで月ヶ瀬町の風景を俯瞰して見ることにした.まずは道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」だ.水田と茶畑,月ヶ瀬駅に笠置中学校の建屋と情報量の多い魅力的な風景だと思う.
お次は月ヶ瀬ニュータウンの風景だ.ニュータウンと言うだけあって,区画整理された町並みがとても印象的だ.そして,背後には前日の大雨のピンチを救ってくれたヒーロー,高山ダムが黄土色の水亀を抱えながら鎮座している.なかなかにこのような絵は撮れないと思う.
こんな感じで写真を撮っていると,行き交う車やオートバイを散見する.あまり長居してこの風景を独占するのも悪いように思えて,少し勇み足で走り出す.途中,オートバイを停めて写真を撮ってみると,オートバイのグリーンが茶畑と同じ色に見えることに気付く.前のオートバイとはがらりと雰囲気が変わったけど,また緑を通じて愛着を持てるような気がした瞬間だった.
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