阪神大震災から１８年

今日１月１７日は、阪神大震災から丸１８年を迎えました。




丁度１８年前、正確には午前５時４５分。
二階で寝ていると、「ゴー」っと地響きが聞こえてきた
のと同時に揺れが始まりました。
主人が「どこかで大きな被害が出ているぞ…」
そう言って寝たままです。
私は、飛び起きました。
娘達も部屋から心配そうに顔を覗かせます。
私達は、東京に住んでいたので、困ったことに地震に慣れていました。
大阪へ転勤になった時「ほっ！」としたものです。

東京居住時、上の娘がまだ幼児でした。
大きな揺れが来たとき、私は天ぷらを揚げていましたが
即座に、火を消して娘を背中におんぶして、ドアを開け
そして箪笥の上の物が落ちてこないように支えていた事を
今でも、鮮明に思い出します。

一日にぐらっと何回も揺れるので、ミルクやおむつなどを
何時でも持ち出せるようにしていました。

阪神大震災の時、娘が西宮の大学に在学中で
丁度卒業式を迎える年でした。
在校生の中にも、被害に遭われ亡くなられた方もありました。
卒業式が開催されると言うことで、私達夫婦も参加しました。
大学に行く途中の電車から眺める風景は、大きな地震の
悲惨な爪痕を残していました。

青いブルーがあっちこっち屋根に、かかっています。
ビルが傾き、車がペチャンコになっていたり、つぶれた家々。
がれきがいっぱい…
新聞・テレビでしか見ていなかった悲惨な状況の風景が
目の前に広がっているのです。


まさかまさか、阪神で地震があるなんて夢にも思いませんでした。

そして、東日本大地震災。
テレビに映る津波は、映画の一部分かしら？と思いました。
地震国とは言え、こんな悲惨な事が起きるとは…
地震に伴い、福島第一原発の問題など困難な問題も勃発。

子孫の生きていくこれからの日本。

経験・教訓を生かし次の世代の為にも
備える心、忘れないように
”震災を風化させてはならない”