ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

ブダペストの子ども鉄道

2009年02月08日 23時18分12秒 | ⑦’05夏・ハンガリー&ルーマニア
再開版、「’05・ハンガリー&ルーマニア」第2弾は、、、

「子ども鉄道」です!


「子ども鉄道」と言っても侮るなかれ。
よくある「遊園地やデパートの屋上にある」のとは全然違う!!


国鉄よりも小さめの列車だけど、本格的な鉄道なんです。
しかも「運転手以外は全て子ども達」の運営なんですよ!



場所は、ブダペスト郊外にあるヤーノシュ山あたり。
中心街からは、バスや市電、登山鉄道、さらにはリフトと、駅によっていろいろ選べます。


実は、この鉄道にはそのあとの2006年にも来てて、その時書いた方が「より詳しく」書いてあるので、今回はちょろっとだけにします。。。
(「誰、手抜きなんて言ってるのは?!」・笑)


でも、この時はまずヤーノシュ山へリフトで登り(結局、頂上は工事中で入れなかった・・・)、そのあと列車に乗ろうとしたんですが、、、



途中で道に迷ってしまい、、、





たどり着いたのが、向かうはずだった駅ではなく、その隣の駅、、、

てか、何て読むの、この駅???
ハンガリー語(現地ではマジャール語と言う)って、難しいんだよね・・・(汗)




緑深い、、、
そして、誰もいない、、、

よく、こんなところまで無事に来れたな・・・と思いました。
いや、決して危ないところではないのですが、海外ですからね。。。



そんな無人駅に目が慣れてくると、、、


この静けさ、この風景、独り占めですか?!


なんか気持ちよかったですね。。。



そうして待つこと数十分、、、




遠くからディーゼルエンジンを唸らせて、、、






列車が到着しました。



発車するとすぐ検札。

かわいい中学生位の女の子が切符を売りに来て、、、


こんなアジア系の人間が珍しいのか、それともまだこの仕事がなれてないのか、手つきがおぼつかなかったけど、一所懸命に働いてましたよ。


この鉄道、先にも書いたけど、運転手以外はみんな「(日本で言う)小学生高学年~中学生位」の子ども達が働いてます。

社会主義時代からの国の教育の一環として、学校での成績が優秀な子どもがここで仕事ができる「名誉な奉仕活動」でもあるんです。
きっと誇りに思ってるんでしょうね。


そんな子ども鉄道、風景もなかなかですよ!
森の中を走ったり、ヤノーシュ山をながめたり、、、


これがブダペストの街の中心から数十分(10キロあるかないか?!)で来れるところなのか、と疑うくらい、静かで緑豊かな山の中を走ります。






こんな風に、夏は窓が全開なので、風が気持ちいい・・・




おっ、踏切もある!(笑)


毎日は運転してないのですが、運転日と時刻をネットでチェックできます。
この列車とヤーノシュ山を交えたショートトリップをすれば、ブダペストをさらに楽しめると思います!
ブダペストを何泊かされるとき、もしこの列車が動いてたら、ぜひお試しくださいね!