どうも皆々様の心のエロ師匠NaNaですわよ。
そうです。母とRYOからは 「エロ師匠」 という事で愛され続けて14年。
最近は、もっぱら睫毛祭りを開催しています。(もちろん一人で)
いや、特に何を・・・って訳じゃないのですがね。
このような角度からきみくんの睫毛を見たらとっても良いのではないか?
という事を日々脳内で、考え続ける御祭りです。
もへります。かなり。
今の所、 斜め左下きみくんの膝の上からの角度 が、かなり もへりました。
題名は、ニュアンスです。もへるってのもニュアンスです。
*妄話* 「こまどり物語」 ~第4帖~
あのこまどりの鳴く丘に住む男達のうちの一人に仲間内からは渋谷殿と呼ばれる男が居りました。
仲間はただ面白がって、殿と付けて呼んでおりましたが、その彼から放たれる雰囲気に呑まれて彼を尊敬するものも多数居りました。
「おい、お前何処行くねん。」
「あ、ちょっと町行って来るわ。」
「あんま羽目はずさんようにな。」
「おう。」
そう、渋谷殿は決まって一週間に1度・・・
町へと出向くのです。
何故って?そう・・・。
「おう、らっしゃい。」
「ああ。」
「渋谷殿。今日はええのが入ってますわ。」
「お~!どんなんどんなん。」
「いや~。なんちゅうか、渋谷殿だけなんですがね・・・あんまり大声では言えんのですが。」
「なんや、常連特別ちゅうことか?」
「そうで御座います。渋谷殿。もう、此処に売ってるものは結構ご堪能になられたことでしょう?」
「あ~まあな。そうかもしらんわ。」
「そやから、ね。通常よりかはお値段張るんですがね。渋谷殿のお望みの絵を絵師が描いて差し上げようと・・・云う訳なんですわ。」
「うおっ!そら、。ええなあ。で、なんぼすんねん。」
「普段の2倍のお値段で。あ、でも渋谷殿やから2倍なんですよ?他は4,5倍ですからね~。」
「絶対嘘やん。そんな高い金払えるか。」
「いやいや~それは残念で御座います。」
「ま、でもお金貯めてまた来るわ。今日んとこは、これ1枚で。」
「はい。お待ちしております。どうぞ。」
そういって渋谷殿の左手には、男女が妖しく揺れ惑う絵が握られるのでした。
「(いや~それにしても。泡屋も考えたもんやな。むっちゃ気になるけど。仕事せな、お金入らんしな。)」
「おっ!そこの色男さんよ。」
「・・・。」
「お前さんだって。そこの赤いお前さん。」
「え?ああ、俺?」
「そうそう。なあ、ええ仕事があんねんけど、やってみいひん?」
「報酬は?」
「角の呉服屋の2倍や。」
「それ、ほんまか?」
「嘘なら、はじめっから声は掛けへん。」
「あんたさん、何屋やねんな。」
「美景庵や。仕事は若いおなごの相手をするだけやで?」
「そ、そんなんで、ほんまに稼げんのかいな。」
「そうや。どう?やってみいひん?」
「やるわ。今日から。」
「おお、ほな、こっちこっち。」
そういって、渋谷殿は艶やかな紫色の「美景庵」と書かれたのれんを潜ってゆくのでした。
「ほんなら、ちょっと中の様子見ときや。容量掴んだようならすぐお客を回すから。」
「え、ああ はい。」
そういわれて渋谷殿は、その個室を一つ一つ覗いてみる事といたしました。
「(うわ~。ほんまにこれでお金もらえんのかいな。もうお金いらんやんこれ、絵なんかよりもやはり実物やな、実物。)」
「どや?もう客が待ってんねんけど。」
「え?ああ、どんっどんよこして下さい。」
「おお、ええ根性や。さあさ、この部屋で待っといてな。」
「はい。(わくわく)」
渋谷殿が薄い暖簾で仕切られた個室で、待っているとそこには一人の女が現われました。
姿は非常にあどけないその女、一体どんな女なのか・・・。
渋谷殿は非常に熱が上がっておりました。
「どうも。」
「こんばんは~」
「お名前は?」
「渋谷です。」
「へえ~。」
「貴女は?」
「んふふ。名乗る程のものでは御座いませぬわ。」
「そんなことおっしゃらずに。さあ。」
「いいえ。恥ずかしいのです。私はこのような場所に来ている事を恥じたいのです。」
「なんでや。」
「だって・・・。」
女は名乗る事を決してしませんでした。
しかし其れもまた渋谷殿をそそる仕草の一つになっていたことは確かでした。
「ほれ、もっとこっち きいや。」
「はい・・・。ん、」
こうして渋谷殿はその女と風情ある情景を見たのでした。
一方、丘に住むもう一つの家では・・・。
「ねえ、次の仕事がなかなか来ないねえ~。」
「きっと、何かあるんだでよ。」
「そんな事はないわ。」
「いいや、良い予感がしないよ。うう、何だか少し冷えてきたね。」
「窓をお閉め。」
「うん。」
なんだかよろしくない予感が二人にはしていたのでしたが、其れが一体何であるのかわ到底わからず、不気味に陰る月の下で2人は朝を待つのでした。
次回 ~「章左衛門、渋谷殿と吉原へ。」~ をおおくりいたしませう。
というわけでですね。謎な所も多々ありますがね。
なんせ54帖ですから・・・。
序所に説き明かされてゆくのか。謎は謎のままなのか。
乞うご期待!ということで。
毎度有難う御座います。本当に読者の皆々様には感謝感謝で御座います。
よろしければ、ワンクリックどうぞ・・・。
臨さんへ。
仕事をしている姿は、本当に凛々しくって・・・
またお仕事中のまもるおにいさんとは対照的でいいですよね~。
こまどり物語どうです?妖しいでしょう?
みーちゃん∞さんへ。
しょうがあざらしに感想をくれて有難う御座います!
あれに対するコメントをくれたのは、みーちゃんだけでしたので、非常に嬉しかったです。
なんて、お優しいお方・・・。
母の夢に出てきた忠義さんは、とっても可愛らしかったらしく・・・。
母は、待ち受け画面を忠義さんへとシフトしておりました。
パンさんへ。
元気を与えられたなら、良かったです。
不安で心細くなる時もありますよね。
でも、その分きっと幸せな時もありますからね。
だから、一人な時の楽しみを見つけてみるのも、愉しいかも知れません!
トトロがみんなのお家にやってくるかもよ。
そうです。母とRYOからは 「エロ師匠」 という事で愛され続けて14年。
最近は、もっぱら睫毛祭りを開催しています。(もちろん一人で)
いや、特に何を・・・って訳じゃないのですがね。
このような角度からきみくんの睫毛を見たらとっても良いのではないか?
という事を日々脳内で、考え続ける御祭りです。
もへります。かなり。
今の所、 斜め左下きみくんの膝の上からの角度 が、かなり もへりました。
題名は、ニュアンスです。もへるってのもニュアンスです。
*妄話* 「こまどり物語」 ~第4帖~
あのこまどりの鳴く丘に住む男達のうちの一人に仲間内からは渋谷殿と呼ばれる男が居りました。
仲間はただ面白がって、殿と付けて呼んでおりましたが、その彼から放たれる雰囲気に呑まれて彼を尊敬するものも多数居りました。
「おい、お前何処行くねん。」
「あ、ちょっと町行って来るわ。」
「あんま羽目はずさんようにな。」
「おう。」
そう、渋谷殿は決まって一週間に1度・・・
町へと出向くのです。
何故って?そう・・・。
「おう、らっしゃい。」
「ああ。」
「渋谷殿。今日はええのが入ってますわ。」
「お~!どんなんどんなん。」
「いや~。なんちゅうか、渋谷殿だけなんですがね・・・あんまり大声では言えんのですが。」
「なんや、常連特別ちゅうことか?」
「そうで御座います。渋谷殿。もう、此処に売ってるものは結構ご堪能になられたことでしょう?」
「あ~まあな。そうかもしらんわ。」
「そやから、ね。通常よりかはお値段張るんですがね。渋谷殿のお望みの絵を絵師が描いて差し上げようと・・・云う訳なんですわ。」
「うおっ!そら、。ええなあ。で、なんぼすんねん。」
「普段の2倍のお値段で。あ、でも渋谷殿やから2倍なんですよ?他は4,5倍ですからね~。」
「絶対嘘やん。そんな高い金払えるか。」
「いやいや~それは残念で御座います。」
「ま、でもお金貯めてまた来るわ。今日んとこは、これ1枚で。」
「はい。お待ちしております。どうぞ。」
そういって渋谷殿の左手には、男女が妖しく揺れ惑う絵が握られるのでした。
「(いや~それにしても。泡屋も考えたもんやな。むっちゃ気になるけど。仕事せな、お金入らんしな。)」
「おっ!そこの色男さんよ。」
「・・・。」
「お前さんだって。そこの赤いお前さん。」
「え?ああ、俺?」
「そうそう。なあ、ええ仕事があんねんけど、やってみいひん?」
「報酬は?」
「角の呉服屋の2倍や。」
「それ、ほんまか?」
「嘘なら、はじめっから声は掛けへん。」
「あんたさん、何屋やねんな。」
「美景庵や。仕事は若いおなごの相手をするだけやで?」
「そ、そんなんで、ほんまに稼げんのかいな。」
「そうや。どう?やってみいひん?」
「やるわ。今日から。」
「おお、ほな、こっちこっち。」
そういって、渋谷殿は艶やかな紫色の「美景庵」と書かれたのれんを潜ってゆくのでした。
「ほんなら、ちょっと中の様子見ときや。容量掴んだようならすぐお客を回すから。」
「え、ああ はい。」
そういわれて渋谷殿は、その個室を一つ一つ覗いてみる事といたしました。
「(うわ~。ほんまにこれでお金もらえんのかいな。もうお金いらんやんこれ、絵なんかよりもやはり実物やな、実物。)」
「どや?もう客が待ってんねんけど。」
「え?ああ、どんっどんよこして下さい。」
「おお、ええ根性や。さあさ、この部屋で待っといてな。」
「はい。(わくわく)」
渋谷殿が薄い暖簾で仕切られた個室で、待っているとそこには一人の女が現われました。
姿は非常にあどけないその女、一体どんな女なのか・・・。
渋谷殿は非常に熱が上がっておりました。
「どうも。」
「こんばんは~」
「お名前は?」
「渋谷です。」
「へえ~。」
「貴女は?」
「んふふ。名乗る程のものでは御座いませぬわ。」
「そんなことおっしゃらずに。さあ。」
「いいえ。恥ずかしいのです。私はこのような場所に来ている事を恥じたいのです。」
「なんでや。」
「だって・・・。」
女は名乗る事を決してしませんでした。
しかし其れもまた渋谷殿をそそる仕草の一つになっていたことは確かでした。
「ほれ、もっとこっち きいや。」
「はい・・・。ん、」
こうして渋谷殿はその女と風情ある情景を見たのでした。
一方、丘に住むもう一つの家では・・・。
「ねえ、次の仕事がなかなか来ないねえ~。」
「きっと、何かあるんだでよ。」
「そんな事はないわ。」
「いいや、良い予感がしないよ。うう、何だか少し冷えてきたね。」
「窓をお閉め。」
「うん。」
なんだかよろしくない予感が二人にはしていたのでしたが、其れが一体何であるのかわ到底わからず、不気味に陰る月の下で2人は朝を待つのでした。
次回 ~「章左衛門、渋谷殿と吉原へ。」~ をおおくりいたしませう。
というわけでですね。謎な所も多々ありますがね。
なんせ54帖ですから・・・。
序所に説き明かされてゆくのか。謎は謎のままなのか。
乞うご期待!ということで。
毎度有難う御座います。本当に読者の皆々様には感謝感謝で御座います。
よろしければ、ワンクリックどうぞ・・・。
臨さんへ。
仕事をしている姿は、本当に凛々しくって・・・
またお仕事中のまもるおにいさんとは対照的でいいですよね~。
こまどり物語どうです?妖しいでしょう?
みーちゃん∞さんへ。
しょうがあざらしに感想をくれて有難う御座います!
あれに対するコメントをくれたのは、みーちゃんだけでしたので、非常に嬉しかったです。
なんて、お優しいお方・・・。
母の夢に出てきた忠義さんは、とっても可愛らしかったらしく・・・。
母は、待ち受け画面を忠義さんへとシフトしておりました。
パンさんへ。
元気を与えられたなら、良かったです。
不安で心細くなる時もありますよね。
でも、その分きっと幸せな時もありますからね。
だから、一人な時の楽しみを見つけてみるのも、愉しいかも知れません!
トトロがみんなのお家にやってくるかもよ。